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谷川岳初滑り 2013/11/23

 2013-11-23
筆:八木(B2)
CL:八木(B2)、SL:太田口(B2)

11/23【土合口~天神平~天神峠10:30…熊穴沢避難小屋…谷川岳(トマの耳)13:30…(滑走)…天狗のたまり場…熊穴沢避難小屋…天神平15:50】

スキーというのは不思議なもので、楽なわけでも移動が早いわけでも快適なわけでもないのに、滑る人に独特の満足感と達成感を与える。勢い余ってしょうもないスキーはじめとなりました。

山スキーはとにかく荷物が多い。スキー板だけで5kg弱、ブーツも4kg弱、それに加えごたごた通常の冬山装備が入るものだから日帰りなのに15kg以上の荷物を持つことになる。揚句前夜発でシュラフを持つのは御免だったので今回僕は朝発で優雅にアプローチ。大宮~高崎間を新幹線で行けば家(所沢)から水上まで3時間程度だった。案外近い。一方連れの太田口は前夜に出発して薄ーいシュラフで夜を明かしたそうだった。雪こそないがもはや不気味である。

無事合流してロープウェイ行のバスに乗るが雪は見えない。一抹の不安がよぎる。すると奥の方に何やら白くて怪しい山が…なんか雪がある。一応雪はあるようだ。ただ樹木の見える山肌、やはり怪しい。とりあえずオープン前の天神平スキー場に向けロープウェイに乗る。


>ロープウェイから見える怪しい姿

ところがたどり着くと期待以上の雪景色!早速出発しようと意気込んだのも束の間、ゴンドラ内に財布を落とし回収してもらうまで時間を食う。浮かれている証拠だ。期待を膨らませながらしばし遊ぶ。


>一面の雪を見てテンションMAX

>お約束

予定ではリフトで天神峠に上がってからの滑走!地面に足が付く夏期リフトにおびえながら天神峠に到着、行く先を見ると、雪がない…ひとまず気合でスキーを履いて滑走を試みるも、岩に乗り藪を踏み、、、無理でした。あっさりシートラに切り替え。


>滑りに来てスキーを背負う不条理

それでもテント泊より荷物が軽いのと、財布騒動の間に先行者がトレースをつけてくれたおかげで思いのほかサクサク進む。ただトレースの上に樹木が来て引っかかりまくるのには参った…勘弁してくれ!!途中見覚えのある学生パーティーに出くわしたかと思うと、春山研修会で同班だった一橋大WVの木内さんだった。どうやら雪訓できているそうだ。9月の黒部薬師にも彼らに会ったが、つくづく世間は狭い。

先週の情報から積雪量次第ではすぐ引き返すつもりだったのだが、天気は快晴、トレースもばっちり。どうやら山頂まで行けそうである。しかし見た感じ滑れる斜面は周りにはない。絶望。ただここまで背負ってきた相棒だけに、意地でも山頂にスキーを連れて行こうと決意する。

ロープウェイの時点でうすうす気づいていたのだが、周りを行くのは皆ワカンやスノーシューをぶら下げ、アイゼンを履いた立派な登山者ばかり。スキーを持ってきたせっかち者は我々しかいないらしい。先行する人たちにかわるがわる「どこを滑るんですか?」と苦笑いで聞かれる。見ると山頂直下だけ地面が剥げているので、そこを滑りますと苦笑いで答える。こんなしょうもない理由だが、周りと違うんだと思うとかえって誇らしく感じる。

天神尾根は遠めに見ると細く見えるが、実際歩いてみると雪も緩んで結構歩きやすい。皆アイゼンをつけていたが正直必要なのか?といえるくらいの雪質だった。照りつける太陽を見てもまるで春山である。ペースの遅い太田口を急かしながらサクサク登っていく。肩の小屋の直前は思いの外急でしんどかった。


>肩の小屋

計画時点のタイムリミットぎりぎり13:30にようやっと登頂、見れば360°どこを見ても素晴らしい景色。遅くやってきたので山頂にいた人も少なく、快晴のピークを大いに堪能した。万太郎山への稜線もオキノ耳の方面もシャープな風貌で実に綺麗だが、今回は時間もないのでお預けだ。


>万太郎山方面


>オキの耳


>初谷川岳がこんなに良い景色とは!

さて、観察した結果、数百mはなんとか滑れそうな斜面が広がっている。スキーを履いて肩の小屋からいざドロップ!
前半部は適度なモナカ雪で上手くスキーも曲がる、最高の滑り出し。いつも滑り出すとどうやって滑ればいいのか頭真っ白になってしまうのだが、広々とした斜面につける最初のシュプールはなんとも心地よい。ただ後半はストップスノー+凍った表面でエッジが引っかかってまるで滑走できず、ずるずるトラバースして滑走終了。15分と案外長い間滑れた。


>今年度初滑り!


>大体この辺を滑りました

あとは行きの道をスキー背負って帰るだけ。太田口がスキーの固定に苦しんでいた。最終のバスに乗って電車に乗り換え、21時には自宅に戻った。自宅に戻るとつい昼過ぎに上越のピークにいたことなど嘘のようで、皮肉ながらも満足のゆく初滑りとなったのだった。

◆まとめ
今年計画を組む身になって痛感したのが積雪予測の難しさ。天候はお天道様次第なので仕方がない。それでも悲願のスキーをこの時期に実現できて、山スキーに対するモチベーションがますます上がったように思う。今シーズンはとにかく滑る年にしたい。
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