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夏合宿(北アルプスP)  2013/9/9-12

 2013-09-27
筆:藤井
CL兼食当:藤井(B2) SL兼医療:角崎(B2) 装備:野口(B1) 気象:夏目(B1)

無事に終えることができた。それだけでうれしい。

▽0日目
信濃大町に各自集合

角崎(以下簡単のために太郎と書く)は文登研終わりの合宿だったため、どこからか歩いてきた。
著者は東女との合同山行終わりのため、実家の松本からきた。
野口夏目は東京から鈍行列車でやってきた。

現地集合である。各々忙しく、事前にミーティングも装備の確認もしていない。というか全員そろってトレ山に行ってない。
非常に不安である。

装備も現地集合だったのだが、とりあえず一通りそろっていた。ひとまず安心。
タクシーの手配をして、眠りにつく。

▽1日目
【信濃大町→高瀬ダム...烏帽子小屋...烏帽子岳(ピストン)...烏帽子小屋】

5時起床。パンを食べ、適当に水をくみ、6時のタクシーに乗り込む。途中に水場もあるし、まあ少な目でいいっしょ。
高瀬ダム到着。すげえ寒い。太郎はMilletの目出帽と手袋をつけてドヤ顔している。
適当に準備を終え、歩きだす。工事現場(らしき所)の横を歩いていき、川を越え、裏銀座登山口にたどり着き、そのまま登り始める。
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↑いざ登山口へ

木ばっかりだ。しかも急坂である。始まっていくらもしないのに、もう飽きた。そういえば、水場がない。どこかで見落としてしまったようだ。まあ心当たりはあった。いよいよ登りはじめようという裏銀座登山口の脇にきれいな小川が流れていたのを私は覚えている。山と高原地図の情報を国土地理院地形図に書き写したものを参考にしていたため、どこかで食い違いが起こっていたと分析するが、果たしてそこが本当の水場であったかどうかは、しーらない。
どれほど歩いただろうか。一本道で景色も変わり映えせず、ただひたすらに急な坂を登っていくのである。
途中で夏目が足を攣ってしまった。何度か荷物の再分配を提案するがガッツを見せる夏目、しかしいくつかの小休止の後ついに彼の荷物(の一部)をみんなで分けることになった。しかし、あんまり変わらなさそうであった。
つらい道もいつかは終わりを告げ、烏帽子小屋にたどり着いた。11時過ぎ頃であった。太郎はまだまだ進みたそうだったが、テンバがこの先にないことと夏目の様子があやしいことから踏みとどまってくれたようであった。
テントを立て、やわらぎを飲み、烏帽子岳を取りに行こうと思ったその時、今山行の最重要ワードが飛び出すのであった。

「ピストンしない主義」

太郎が言い出した。俺ピストンしない主義じゃけえ、お前らで行ってきいや。聞けば無駄な体力を使いたくないらしい。山登りとは。
仕方ないので3人で烏帽子岳へ。手前のピークを過ぎ、分岐の看板にそって進むとそこには野口垂涎の壁が。その隣の壁を登り、ピークにたどり着く。いい天気。部旗を広げ、写真を撮る。やはり野口は進んで危険なところへ行く。
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↑烏帽子岳
P1040316_R.jpg
↑山頂にて

しばらくのんびりして太郎のいるテントへ帰る。
さて、水が足りない。最初の水場を誤ってスルーしてしまったせいである。近くに池があったので、煮沸してから使おうとしたが、太郎がすげえ嫌な顔をする。(まあ俺は飲んだけどね。)と言うわけで水を買うことにした。6L購入¥1200
差し入れのホワイトアスパラは大不評だった。夕食のカツ丼は好評であった。(とんかつを持ち込んだ!!)
6時頃就寝

▽2日目
【烏帽子小屋...野口五郎岳...水晶小屋(水晶岳ピストン)...鷲羽岳...三俣山荘...(三俣蓮華岳、双六岳ピストン)...双六小屋】

朝2時半起床。朝飯はレトルトのお汁粉であった。ささっと食べて、出発。あたりは真っ暗で、いつもと違う雰囲気。きれいであった。こればっかりは写真にはとれなかった。
しばらく歩くと、三ツ岳付近に着いた。太郎を除く3人でピストン。きれいな朝焼けの景色がそこに広がっていた。
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↑三ツ岳山頂にて

太陽が出てきた。
またしばらく歩くと野口五郎岳に着いた。野口と野口五郎の2ショット撮影、するしかないっしょー。
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↑W野口

このあたりで、歩みの遅い私にしびれを切らしたのか、太郎が一年にトップをさせることを提案してきた。まあ1年もトップ経験あった方がいい、という意見には同意。するとあれよあれよという間に私はバック(テール、後ろ)になった。彼らに追いついたのは、真砂岳はもうピストンでも億劫だな今後の行程もあるし、というところであった。さらば真砂岳。
ここからが長い。登ったり降りたりを繰り返し、割とツライ。しかも太郎野口はずんずん先に進んでいき、夏目もそこそこ早く、もはや2人山行+単独行*2の様子。良くない。もっときつく言っておくべきだった。しかし追いつけないほどの速さで歩かれると、追いつけない。もはや手遅れであった。
ひいひい言いながら水晶小屋に着く。そしてやはり太郎を除く3人で水晶岳を取りに行く。山頂でのパイナップルうまい!
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↑水晶岳山頂にて

続いて、割物岳と鷲羽岳を取り、三俣山荘へ。この時点で休憩含め10時間ほど。私はこれで十分歩いたと思ったのだが、太郎は止まらない。初日に烏帽子小屋で会った熊本大学探検部の2人に双六小屋で待ってますなどと言われ、挙句夏目野口は「行けます」なんて言っちゃう。もう行くしかないじゃない。西脇ココアで気合を入れ直し、再び歩き出す。
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↑今思えば三俣山荘に泊まって、一日雲ノ平の日を作ればよかった。。。

三俣蓮華岳の分岐にたどり着く。ピストンしない主義者の太郎は、おそらく待っているのが嫌だったのだろう、先に行ってテントを立ててると言った。太郎なら大丈夫だろうとよろしくお願いした。残る3人でやはりピストンした。山頂は完全にガス。夏目の顔にも靄がかかっている。
気を取り直し、再び双六小屋へ向かう。しかしここからが長かった。地形図をあまり読めていなかったのか、普段の速度との違いから地形図を誤読してしまったのか、とにかく想定していた以上にアップダウンが激しかった。それでもなんとか双六岳との分岐にたどり着いた。小屋は見えている。憔悴しきっている野口夏目は先に小屋に向かわせ、私は一人双六岳をピストンしてきた。山頂は言うまでもなく完全にガス。はあ何をやってんだろう俺。
P1040355_R.jpg
↑双六岳までの道。晴れていたら気持ちいいこと間違いなし

小屋まで駆け下りて、今日の行動は終了。時間の関係から気象は取れなかった。
夕食はみそ漬けにした豚肉をつかって豚汁。井上のイワシ缶と一緒にいただいた。大好評うまかった。
就寝は何時だったかなあ。

▽3日目
【双六小屋...槍ヶ岳...ヒュッテ西岳】

朝4時起床、確かお茶漬けを食べて水を汲んで、となんだかんだやっていると出発は6時になってしまった。
天気がいい。西鎌尾根をずんずん進む。途中鎖場があったが、八ヶ岳ほど怖くはなかった。槍ヶ岳の直前の登りがきつく、著者の歩行スピードは格段に下がる。遅い分には問題ないやろー、と思っていたが実はそうでもないらしいことが下山後に判明する。
ともあれ槍ヶ岳山荘に到着した。10時半のことであった。ココアなど飲んで休憩した後、いざ山頂へ。八ヶ岳程じゃないやろー、と思ったが夏目にはそうでもなかったらしい。岩登りである。野口いきいき。
山頂もいい天気。きれいな景色。
P1040371_R.jpg
↑槍ヶ岳山頂にて。なぜか夏目がシャッターをきる。

しばらくゆっくりして、12時頃出発。東鎌尾根を進む。槍ヶ岳を背後に見ながら、しかし怖い道を歩く。水俣乗越に到着した。
P1040375_R.jpg
↑後ろに見える槍ヶ岳

ここで、ここまで続いてきた水を汲みに行くべきか否かの議論に決着がつく。4人で10リットル、二泊分の水があるかどうか。太郎は、山小屋で水を買うという行為に疑問を感じていて(これには著者も賛成)、水を汲みに行くべきだと主張する。結局のところ水は汲まずに進むこととなったが、しかしまあ水が足りなくなることはわかっていた。なぜ水を汲みにいかなかったのか、理由は二つ。①初日にもう水を買ってしまったため、もはや「小屋で水を買わない」に固執する意味を失ってしまった。②水を汲んでいると、気象に間に合わない。
つまりはワンゲルとして「小屋で水を買わない」と気象のどちらを優先するべきか、ということであった。①より答えは明白である。しかし、②を根拠にすることはできず(←後でわかるよ)、メンバーには「水は足りる」の一点張りせざるを得なかった。

さて、きつい登りを何とか登り切り、少し歩くとヒュッテ西岳に到着した。3時過ぎのことであった。みんな疲れ切っている。夏目は膝が痛い様子。しょうがないので著者は一人で山頂へ。この間に気象があり、夏目がとった。
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↑西岳山頂にて。ほーらさみしいだろう?

テントに戻ってみるとそこにはテキトーに書かれた気象図が。これはおそらく少し前の太郎の発言「気象図なんて書いたところでなんもわからんけえ、小屋の人に聞こうや」(←ほら②を根拠にできない)によるものだと思われる。
夕食は牛丼で、塩コショウ漬けにした牛肉をつかった。が、ここで著者は自棄を起こす。もう明日下りちゃおう、まだ食糧はたくさんあるからベーコンも入れよう、ソーセージも食べたい、ピーク缶も全部開けよう。ソーセージはキャンセルされ、牛丼はおいしく、熊肉はクジラのようであった。ピクルスの汁は明日の朝のラーメンに入れよう。
7時頃就寝

▽4日目
【ヒュッテ西岳...大天井ヒュッテ...燕山荘...中房温泉→松本】

3時頃起床。朝飯にカップヌードル(リフィル)をすする。4時頃出発。あたりはまだ暗く、ヘッドライトを照らしながら進む。風が強くて、寒いことしか覚えていない。どんどん歩き、休憩をはさみ、大天井ヒュッテに到着した。ガスっている。風が強い。大天井の西側を歩き、ところどころある鎖場を越えて、大天荘燕分岐に到着。ピストンしない主義の太郎と膝の具合が悪い夏目をおいていくのに適さない気候と足場。泣く泣く大天井岳を諦め、先を急ぐ。晴れて暖かかったら、歩いていて楽しいだろう稜線をひたすら無言で歩いていく。燕山荘に着いた。9時頃であった。夏目は燕Tシャツを買い、著者はココアを飲み、合戦尾根の下山に備える。このころからだろうか、雨が降ってきた。夏目の膝が非常に辛そうである。ここもほとんど覚えてない。下山しやすい道が続き、気づけば雨がやみ、どんどん下ると、登山口に着いた。11時半頃であった。登山口のすぐわきに温泉があり、非常にうれしい。
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↑バスの準備をする一同

最後の差し入れを開け、夏合宿終了。
松本の牛角で食べまくり、帰路につく。
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コメント
熊本大学探検部の川嶋です。
合宿お疲れ様でした。
また、どこかの山でお会いした際はよろしくお願いします!!

九州へお越しの際は是非連絡を(・∀・)
【2013/10/10 19:52】 | 熊本大学探検部 #- | [edit]












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