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8/4~11北ア南部縦走(中房温泉~貧乏沢~北鎌尾根~槍~大切戸~前穂北尾根・北穂東稜~常念岳~一ノ沢)

 2015-08-11
筆:飯田
CL:飯田 SL:橋本 益田 梅田 柴田

8/4 中房温泉~燕岳~大天井ヒュッテ~貧乏沢~北鎌沢出合
8/5 北鎌沢出合~北鎌のコル~独標~北鎌平~槍ヶ岳~槍ヶ岳山荘
8/6 槍ヶ岳山荘~南岳~大キレット~北穂山荘~涸沢
8/7 停滞
8/8 涸沢~北穂東稜~北穂高岳~涸沢 涸沢にて雪上訓練
8/9 涸沢~前穂北尾根~前穂高岳~奥穂高岳~涸沢
8/10 涸沢~横尾~常念岳~常念小屋
8/11 常念小屋~一ノ沢

【8/3 大岡山⇒穂高】
新宿から夜行快速のムーンライト信州を利用する。夜行列車だが、消灯もしてくれず普通の座席車で全く寝れなかった。夜行バスのが圧倒的に寝れる。

【8/4 穂高⇒中房温泉~燕岳~大天井ヒュッテ~貧乏沢~北鎌沢出合】
北鎌尾根のアプローチは貧乏沢下降、水俣乗越から下降、湯俣から遡行の3通り考えられるが、今回は最もメジャーである貧乏沢経由にした。合戦尾根で飛ばしすぎたせいか(橋本が煽ってきた…という事にしとく)筆者は大天井ヒュッテの手前で早くもバテ気味、しかも何故か鼻血が出でてしまい、大天井ヒュッテで大休止。貧乏沢は約二時間の下り。左岸沿いに踏み跡がついていた。北鎌沢出合に幕営。たまたま居合わせた方と焚火を囲む楽しい夜であった。

【8/5 北鎌沢出合~北鎌のコル~独標~北鎌平~槍ヶ岳~槍ヶ岳山荘】
4:00出発予定が30分も寝坊してしまい4:20分に出発。独標の手前でルートとりをミスしボロ壁に突入してしまったので、ブッシュを支点に使って懸垂下降し復帰した。それ以外は特に迷う事なく槍の穂先まで歩けた。噂通り踏みあとは沢山あるが、明らかにおかしいものも多く、一番やさしいラインをとれば特に問題はないと思う。基本稜線通しに歩いた。自分たちは安全のためカム・ナッツを持参しロープを計4回出したが、どれもⅡ級程度の岩登りで難しくはなかった。穂先には14:00に到着し、しばらく登頂の喜びを楽しんだ後、雷雲が近づいてきたので槍ヶ岳山荘に下った。案の定、積乱雲の激しい通り雨があり装備がびしょ濡れになり萎えたが、すぐ下のテントは張った場所が雨水の通り道でもっとひどい事になっていた。

【8/6 槍ヶ岳山荘~南岳~大キレット~北穂山荘~涸沢】
この日は行動時間が短いので遅くに出発。橋本くんは別山尾根に続き大キレットでも鎖・ハシゴなどの人工物を一切使っていなかった(ちなみに八峰キレットは一回鎖を掴んでしまったらしい。30kg以上背負っていたとはいえ本人は悔しそうである)。核心部の飛騨泣きでⅡ~Ⅲ級のフリーソロといった感じだろうか。まぁ橋本ならⅢ級で落ちる事は無いでしょうという事で良しとする(他の部員は決してマネしないように)。大キレットはよく整備されておりとても快適。よく別山尾根と比較されるが、個人的には別山尾根のが怖いし難しいと思う。最後の北穂高山荘への登りは高度感もあり爽快そのもの。北穂から涸沢への下りが地味に長くて心がやや折れた。涸沢は…想像通り人が多くて下界みたいなところでした。

【8/8 涸沢~北穂東稜~北穂高岳~涸沢 涸沢にて雪上訓練】
朝、文登研講師である島田ガイドにお会いする。北穂東稜は特に難しい場所はなかったが左右が切れており落ちたら確実に死ぬので2ピッチ分ロープをフィックスした。前後のガイドさんたちはコンテで客を確保していた。ピナクルだらけだから止めやすいのかもしれないが、まぁ僕らが真似したら死ぬ確率が上がるだけなので止めた方が良いでしょう。北穂の山頂で一年生に読図の練習(山座同定)をしてもらってから涸沢に帰幕。時間があったので雪渓上で手袋をつけてのアイゼン着脱の訓練と簡単な歩行訓練を行った。


北穂山頂にて。集合写真。

【8/9 涸沢~前穂北尾根~前穂高岳~奥穂高岳~涸沢 】
2:00起床で3:30ごろ出発。5/6のコルからの日の出はとても美しくみとれてしまった。先行パーティーと距離があくまで少し待機する。5峰は特に問題無し。4峰は岩が脆く落石にヒヤヒヤしながら全員で固まって登攀。上部で少しルート取りが難しい箇所があった。3峰で先行パーティーに追いつき順番待ち。3峰は思ったより脆かった。2峰の懸垂ポイント手前がなかなかスリリングで結構ビビる。クライムダウンできるとかいう話しだが、怖いので懸垂する。前穂の山頂に8:50頃到着。前穂の山頂で韓国人登山客に水をくれと言われ少しわけてあげる。どうやら手ぶらでここまできたらしい。。吊り尾根経由で涸沢へ帰幕。奥穂の山頂人がたくさんいたのでスルーした。本来の予定だと横尾迄進む予定だったが、益田くんが少々バテ気味だったので念のため涸沢で行動を打ち切りとする。

【8/10 涸沢~横尾~常念岳~常念小屋 】
4:00出発予定が30分遅れてしまう。横尾~蝶ヶ岳までの登山道は樹林帯の中をひたすら登っていく道で、時々振り返ると穂高がとてもかっこよく見えるし、午前中は日陰側になるので涼しく快適。蝶槍を下りきったコルはテントが張れそうな場所だが(冬来たときはここに張った)、そこらじゅうにちり紙が散乱しておりとても不快だった。ザックに入れたくない気持ちも理解でるが、自分が使ったちり紙くらいきっちり処理してもらいたい。常念岳の登りで一年生がバテはじべペースが鈍る。さらに自分も酷い靴擦れを起こしてしまい、下りはとてもゆっくりしか歩けなくなってしまった。登山を始めて一番ひどい靴擦れで、常念小屋の診療所で応急処置をしてもらい、明日一ノ沢へエスケープする事に決定する。靴ズレで撤退とは…あぁ情けない…。

【8/11 常念小屋~一ノ沢 】
常念小屋から一ノ沢までは休憩をとらず一気に下山。松本駅近くの銭湯で汗を流し豚さん食堂で打ち上げした後、のんびり普通電車で帰京した。たまには豚さん食堂以外で打ち上げしたい。

まとめ・感想
最後自分の靴ズレで撤退したのが本当に情けない。根本的に靴と足があってないのは知っていたが、ここまで酷くなったのは初めてだった。次は足形にあった靴を買いたい。
北鎌尾根は非常に良いルートだった。登山の基本をしっかり身につけた登山者ならほどよい緊張感を楽しめるであろう。距離も申し分ないし最後に山頂に出るのが素晴らしい。ただ落ちたらやばいので慎重に。
北尾根は5・6のコルからだと距離が短く充実度にかけた。是非下部から縦走してみたい。
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