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白峰三山 2013/07/13-14

 2013-07-15
筆:八木(B2)
メンバー:CL八木(B2) SL飯田(B1)

7/12【大岡山~甲府】
7/13【甲府4:20~広河原7:30…二俣…北岳肩ノ小屋…北岳12:30…北岳山荘13:15】
7/14【北岳山荘4:40…間ノ岳…農取小屋…農鳥岳7:30…大門沢小屋…奈良田13:00】

※執筆:2014/05/16
もうすっかり前の話なので手短に行こうと思う。

どういう経緯でこの山行が出たかもう覚えていないが、海の日にも授業のあった我々は1泊2日で白峰三山を縦走を踏破するという実にきつそうなルートにトライすることにした。実際きつかった…。メンバーも中々集まらず結局僕と1年の飯田だけであった。

◆1日目(7/13)
前日に甲府入りして始発4:20のバスを狙っていつものようにステ寝。寝た時点では登山者の姿はまばらだったのが、徐々に明らかに人が増えてくるのが実感としてあった。いったいどこから湧いてくるんだ、この人たち。明け方に起きるとすさまじい人の入りで、到底バスには入らなそうな感じ。ひとまずバスを待つ。

実際にバスが来ると何と総台数8台で仰天する。思えば南アルプスの山開きのような3連休、混むのは自明だった。なんとかバスに乗って広河原に向かうが、どうも混雑が激しすぎて上手くバスをさばけず、ずいぶん途中で待たされてしまった。結局広河原に到着したのは定刻の1時間半後くらいだった。


>それにしてもこの人の入りである

予定では農鳥小屋まで行かなくてはならないので、こんなの山じゃない、と半ばうんざりしながら早速取り付く。天気はやや雨模様でイマイチ。メンバー2人、そこそこ体力はあるのでグイグイ追い抜いて行く。

急ぎなので八本歯のコルからいけないものかと思いつつ開けたところに出る。雪。しかも多い…?7月だからと高を括っていたのがあだになった。雪渓だ。軽アイゼンすら持っていない我々は即肩の小屋経由の回り道をすることに決定。



写真をよく見ると上の方に急な雪渓をトラバースしている人達がチラホラ。ノーアイゼンで向かう人も居た。これだけの人数がいれば何か起きるんじゃないか、とすら思えてしまう光景だった。この辺もまだ人がゾロゾロ行列を為していた。
気を取り直してグイグイ高度を上げる。雨は強くなるがさしたる障害ではない。飯田も好調で自分もだいぶ成長したもんだと実感しながら稜線に出た。

しかし実際はそう上手くいかないもので、稜線に出て暫くすると飯田の歩みがはたと止まってしまう。確かに3000m付近ともなると風と雨も相当なものだが、今日農鳥迄進みたかっただけに困ってしまう。飯田に聞くと無理だという答えが返ってきたので予定変更やむなしとばかりに北岳山荘に目的地を変更。着実に歩みを進め、北岳山頂に着いた。



残念ながら山頂はガスガス、居るだけ寒いのでさっさと退陣。少し降りるとやや雲が晴れてきたが今度は強風!今まで濡れていたウェアが乾くほどの強風に今度は身体ごと煽られる。道行く人たちの中にはあまりの強風に山頂をあきらめた人も居たようだった。

北岳山荘に着くころには飯田もやや回復。今回使ったエアライズの3テンは良い感じに広く快適だった。しかし標高のためか気温は低く、確か4度ほどだったと記憶している。我々は急いだ甲斐あって非常に良い場所に設営出来たのだが、夕刻には通路の側にまでテントが並ぶほどの混雑であった。明日は長い。

◆2日目(7/14)
今日は昨日の分を取り返して降りなければならない。珍しく5時前には出発。日の出を見ながらの快適な朝である。相変わらず雲は厚くどんよりとしているが雨もない。サクッと間ノ岳に到達。南アは去年の甲斐駒ケ岳以来であったが、北アルプスと比べると南アはどっしりと濃い緑が目立つ。さわやかな感じはないが雄大だ。



下りに転ずると農取小屋と農鳥岳が姿を現す。この辺の雪は大方溶けていて部分的に雪渓が残るのみだったが、これが雪の斜面だったら恐ろしくて動けないだろう。足場の悪い斜面をずるずる下りてゆく。人もだいぶ減ってきた。

農取小屋は噂通りの昔ながらの雰囲気の溢れる小屋。小屋の前を通り過ぎようとした人曰く小屋の主人に悪態をつかれたそうだ。まぁ、回り道も一応あるし理には適っているんだけれども…

農鳥岳までは淡々と登るだけなので印象に薄い。あっという間に登ってしまったが、相変わらず天気は悪かった。

やがて大門沢小屋方面に向かう道に入ったが、高度を下げるにつれてどんどん道が悪くなって苦しい時間になる。歩けど歩けど先はまだ続く。大門沢小屋はシャワー室もあって今までの小屋とは明らかに違う雰囲気だった。
沢の音を聞きながらするすると降りた後は延々と舗装路を奈良田まで歩く。正直身体中が悲鳴を上げている感じですっかりまいってしまった。機嫌も悪く飯田に当たり散らしていたような覚えがある。すまん、飯田。やはり下りは嫌いだ。

足を引きずるように奈良田に到着したのは出発から8時間。意外と早かったが疲れた。温泉に入り飯を食ってだらだらとバスを待った。身延はもはや山梨というより静岡という位置にあり、帰りは静岡経由。富士山が良く見えた。東京に帰ると人、人、人。疲れていたのもあって達成感というより妙な虚無感、無力感を強く感じた山行だった。

◆まとめ
混んでいるときに無理に山に行くものではない。とはいえ、1泊2日でこれだけのロングルートも踏破出来たという点では大きな成果だったと思う。南アは1年の時に引き続き雨だったので、次回こそは晴れを望みたい。
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