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八ヶ岳北部(根石岳) 2014/3/01-02

 2014-03-05
筆:吉田
CL:吉田(B3) SL・医療:藤井(B2) 食当:飯田(B1) 気象・装備:井上(B1)

▽0日目
【部室集合(18:30)→交通機関→登山口(23:00)】

新宿から高速バスに乗り込み、茅野駅へ。

茅野駅に到着後、すでに帰省していた藤井と合流。
藤井家の車にぎゅうぎゅうにザックを詰め込み桜平と唐沢鉱泉の分岐まで移動。
夏季は、桜平まで入れるそうなのだが、冬季は分岐までしか入ることができない。
分岐までは別荘地ということもあってしっかりと除雪されており、無事に進むことができる。
分岐から先は、除雪されておらず進んだら確実に埋まる。
分岐点に車を止め、テントを張り朝まで眠る。

▽1日目
【起床(6:00)…桜平・唐沢鉱泉分岐(6:30)…桜平(9:30)…夏沢鉱泉(10:40)…オーレン小屋(11:40)…根石山荘(13:40)…根石岳…~~…根石岳…根石山荘(15:00)…オーレン小屋…就寝】

起床後、お湯を沸かし、朝食を食べ出発。

まずは分岐から桜平まで歩く。
ここは、夏沢鉱泉に宿泊する場合は、雪上車で送迎がある部分で、一本道の林道で道迷いのしようがない。
しばらく歩き、大変な事実に直面する。
後の3人は冬用登山靴なのだが、私は何度も冬山縦走をする予定もないので兼用靴できたのだが想像以上に重い。
普通に歩いている分には、まぁ問題ないのだがペースを上げて歩こうとするとなかなかに辛い。
幸い急ぐ必要もないので、ゆっくりと歩いてゆく。

桜平に着くころには、林道歩きにうんざりとしていた。

夏沢鉱泉にて休息をとり小屋のわきにある蛇口から水を汲む。
冬でも水が手に入るのは、非常に助かる。雪を溶かすのは、面倒であるし、何よりおいしくない。
夏沢鉱泉から、やっと登山が始まる。
夏沢鉱泉に宿泊したのであろう方のトレースがついているので、足が沈むこともなく比較的楽に歩くことができた。

ようやっと、オーレン小屋に到着
冬季小屋は半分くらい雪に埋まっていた。もちろん入り口は雪に埋まっているので、窓からはいることになる。
夕食に使う分の水までもっていくのは馬鹿らしいので、水などおいて先に進む。
このあたりも樹林帯で風はほとんど感じられす、非常に快適であった。
根石小屋の直前で樹林帯を抜ける。根石小屋直前の小ピークでアイゼンを付ける。ここまでは、アイゼンがあるとただ歩きにくいだけでしかないように感じたがここからはアイゼン必須である。
ここから根石小屋に降りる途中で樹林帯を抜ける。樹林帯を抜けたとたんに、非常に強い風が吹き付けてきた。そして視界も20m程しか見えなくなる。
ひとまず根石小屋まで。

根石小屋で休憩を取り、藤井は根石小屋に置き、3人で根石岳・東天狗岳を目指す。
根石岳までは、杭が打ってあり(とはいってもほとんど雪に埋まっていたが)、それにそって山頂へ。
山頂到着後続いて天狗岳を目指す。
根石岳・天狗岳の中間にあるコルまでは根石岳山頂まで同様に、杭が打ってあるのでそれを目印にして進んだ。
コルに到着後、稜線上にあるはずの登山道が見当たらない。
しばらく、トラバース気味に歩き、傾斜の比較的緩い斜面を登り稜線へ。登山道に出た。
そこから、天狗岳を目指そうとしたが、
当然のことながら風が強い。雪が降る。視界が先ほどよりさらに短い。
道に迷っても困るので、引き返すことにする。

帰りは、稜線沿いを歩いて戻ろうとしていたのだが、いつの間にか稜線よりも北側に回ってしまっていた。
南西側から風が吹いていたので、風から逃れようと北側へ回ってしまったのだと思う。
一旦先ほどの場所まで戻る。

さて、先ほどの場所から、左手に稜線を見ながら下りれば問題ない、ということはわかっていた。
わかっていたのだが何故か再び稜線の北側(下山時左側)に入り込んでしまった。
回り込んで稜線右側まで行こうかと思ったが、それは無理そうである。地図で見るとそこは崖になっている。もう一度引き返す。
下りた斜面を、登りかえして稜線までつくと目の前に緩やかな斜面。その斜面を、稜線を左手、稜線を左手と意識しながら下りて、根石岳との中間のコルに着く。

ここからは、行き同様、杭に沿って帰る。

根石小屋にたどり着く。体力的には問題なかったが、大分精神をすり減らした。

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凍り付いた、飯田(左)と井上(右)

寒いのでココアを飲み、人心地がつく。
さて、あとはオーレン小屋まで下るのみである。
再び樹林帯に入り、ザクザクと下っていく。この時ほど樹林帯のありがたみを感じたことはない。
夏は樹林帯は展望もなく、風も来ないで熱い。という印象しかなかったが、風が来ないって素晴らしいなと初めて思った。

オーレン小屋到着後、窓から侵入し、荷物を解く。
(別に悪いことをしているわけでもないし、そもそも雪が積もっているときには利用者は窓から入るようにと書かれているのだからこの表現はおかしいのかもしれないが、やはり侵入という言葉がふさわしいように思う。)
飯田の食事の準備と並行し、井上が気象図を取る。

食事は、ペミカンカレー

▽2日目
【起床(5:00)…オーレン小屋(6:00)…夏沢鉱泉…桜平…桜平・唐沢鉱泉分岐(10:00)】

出発前に見てきた天気予報によると、午後から大雪とのこと。

天気図的にも好転する気配はない。
昨日の硫黄岳で、冬山の恐ろしさを身に染みて実感したので、硫黄岳には登らずに早々に降りることにする。

夏沢鉱泉から桜平までは飯田・井上の二人はワカンを付けて歩く練習をしていた。
実際登りでないとあまり意味が無いような気がしないでもなかったが、練習しないよりはまだましであろうから積極的にトレースのついていないところを歩くようと言った。

桜平から唐沢鉱泉・桜平分岐までは帰りも非常に長かった。
出来ることなら雪上車による送迎してもらいたかった。
長い長い緩やかな下り坂をやっとの思いで下り終え分岐へ到達。
幸いにして昨晩はそんなに雪が降っていないようで、車は雪で埋まってはいなかった。
温泉へ。

▽まとめ
今回の山行で、遭難ってこうやってするんだなぁということが分かった。
視界がきかないとき頼りになるのは、地図とコンパス。人の感覚は当てにならない。

ルートについては、トレースがついておりラッセルが必要なところはなかったため、体力的に辛いということもなかった。根石小屋(正確にはその直前の小ピーク)までは、ピッケルをつかうようなところはなく、ストックの方が便利である。そこから先については、ピッケル・アイゼンともになければ大変なことになっただろう。
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