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2015 2/18~21 八ヶ岳

 2015-02-23
筆:飯田
メンバー:角崎(B3)、飯田(B2)、橋本(B1)、増田(B1)
行程:
2/18【大岡山→茅野→美濃戸口…赤岳鉱泉】
2/19【赤岳鉱泉…文三郎道…赤岳…横岳…硫黄岳…赤岳鉱泉】
2/20【赤岳鉱泉…ジョウゴ沢(登攀訓練)…赤岳鉱泉(アイスキャンディーで練習)…行者小屋】
2/21【行者小屋…文三郎道…中岳…阿弥陀岳…文三郎道…行者小屋…美濃戸口】

旧人合宿のトレーニングとして一年生二人を連れて八ヶ岳へ行ってきました。全日程で天気がよく、特に最終日は春山のような陽気で先輩は不満そうでしたが、一年生二人にとっては良い訓練になったと思います。写真は後日追加するかもしれません。

2/18 雪
この日は赤岳鉱泉へのアプローチのみ。赤岳鉱泉に着いた頃には雪はやんでいた。

2/19 晴れ時々雪
まだ暗い時間に行者小屋についてしまったので、日の出の時間まで30分ほど待機した。中岳のコルへ向かう登山道との分岐あたりでアイゼンを装着。文三郎道の上部で完全に明るくなった。雲海に浮かぶ白銀の北アを背にぐんぐん高度をあげていく。途中からトレースが完全に消え、ラッセル。一部腰までうまるところもあった。赤岳の山頂からは素晴らしい展望を楽しめた。赤岳展望荘までのくだりは急なのでゆっくり下る。地蔵尾根の分岐を超え日の岳の雪壁。トレースは無かったが、思ったほど急ではなく怖くはない。横岳までは稜線を巻きながら進む。鎖があるのでルートは明瞭。巻き道は鎖がついているので、怖かったらロープを出せる。一回だけ夏道を外れ稜線を直登したがすぐに夏道に合流した。横岳を過ぎるとナイフリッジ。怖そうなトラバースがあったのでロープを出した。ナイフリッジを超えると難所は終わるが風が強くなる。硫黄岳山荘より先はケルンを目印に慎重に進めば問題ないが、尾根が広いので完全にホワイトアウトするとルーファイが難しいかもしれない。硫黄岳からも特に危険個所はないが、赤岩の頭は過去に雪崩による死亡事故が起きているので注意が必要だ。樹林帯に入れば赤岳鉱泉はすぐだった。

2/20 晴れ
この日はジョウゴ沢の滝でアイスクライミングをする事にした。ただ、アイスクライミングといってもスクリューとアイスクライミング用のアックスはないので、やさしい滝にトップロープを張り、ふつうのピッケルと部室にあったとても古いバイルで登っただけなのだが、雰囲気は充分楽しめたと思う。一通り登り終えた所で赤岳鉱泉に戻り、アイスキャンディーで再びアイスクライミングの練習をした。14時ごろテントを撤収し行者小屋に移動した。

2/21 快晴
益田は足が痛いためこの日はテントに留まる事になった。雲ひとつない快晴だったので残念だが仕方がない。この日は文三郎から一般道で阿弥陀岳を往復した。阿弥陀岳山頂直下はなかなかの斜度でかつ気温も高く雪が緩んでおり、今回の山行では一番緊張した。途中岩角に残置スリングもあったので、ロープを出す人もいるのであろう。北西稜のトレースと合流すると頂上はすぐそこだ。山頂は雪で何も見当たらなかったが、雲一つない快晴で360度素晴らし眺望を楽しむ事ができた。今回は日の出前から行動したので10時には行者小屋に戻る事ができ、テントを撤収したのち、ひたすら南沢を下り続け昼すぎに美濃戸口へ到着する事が出来た。

まとめ
赤岳から硫黄岳の縦走路は思ったよりも悪くはなかった。個人的には寧ろ文三郎の下りや阿弥陀の下りのが怖かったのだが、絶対に滑落が許されない箇所が非常に多く、そういう意味で悪いと言えるかもしれない。また今回は天気に非常に恵まれた。同じ山でも天候でかなり差が出るのを体感できた(去年赤岳に登った時のが圧倒的に悪かった)。旧人に向け良いトレ山になったと思う。
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2/16 安達太良山

 2015-02-16
筆:深井
CL:八木(B3)SL:藤永(B3)装備:深井(B1)

2/15【大岡山22:00~練馬IC~川口JCT~安達太良SA2:00】
2/16【安達太良SA7:00~安達太良高原スキー場8:00・・・・薬師岳山頂近く9:00・・・・安達太良山頂13:00・・・・勢至平15:30・・・・安達太良高原スキー場17:30】

[0日目]
この山行は私の人生で3回目のスキーであり、初めての山スキーを経験したものであった。
人生初のゲレンデスキーにおいて、初中級をまあまあ滑れていたことであまり不安を感じず安達太良山へ向うこととなった。

22時に八木先輩の自家用車に荷物を載せ出発。
自動車での移動中私はほとんど寝てしまったので覚えていることはあまりないが、2人の先輩は出発から到着まで常に会話をしていた気がする。車内BGMは大体が八木先輩お気に入りの塊魂の曲であった。安達太良SAに着くとすぐに我々は就寝した。
[1日目]
6:00頃起床。皆でSAの食堂で30分ほどで朝食をすませ7:00頃安達太良SAを出発。安達太良高原スキー場に向かう車内で、私は車酔いにより朝食のビーフカレーをリバースしそうになるが耐える。到着し自動車から降りると、一面銀世界であるのに気温が低くないことに驚く。

8:00頃安達太良高原スキー場出発。最初はゲレンデをリフトを使い上ってゆく。朝早く、スキー客もほとんどいなかったのでゲレンデはスキー跡がなくとても美しかった。リフトから降りて少しばかりし、シールを装着し整備されていない雪の上をいよいよ歩き始めた。いいペースで歩いたので、すぐ薬師岳の山頂のロープウェイ乗り場が見えた。それから2時間くらいして仙女平分岐あたりで少しばかりの休憩を取る。この後1時間ほど歩くと、周りの木々がなく且つ吹雪いているせいで視界は真っ白に。人生初のホワイトアウトをこのとき経験した。コンパスがあり、斜面をのぼっていたので方向がわからなくなることはなかったが、もしこれらの情報源がなかったらと考えると・・・・。

13:00頃安達太良山山頂に到着。山頂付近は風が強く、シールの取り扱いに一苦労。無事なにも吹っ飛んではいかなかったが、さあ滑ろうと斜面と向き合った瞬間、私の意識が吹っ飛びそうになった。斜面は私からしたらとても急に見え、かつ下が吹雪いていてよく見えない。絶望した。ゲレンデスキーで2回滑ったことがあるだけの人間が滑れるものではないと。それから視界が開けるところに下るまで、あまりに必死で滑っていたためよく覚えていない。

15:30頃勢至平滑走。あまりに平らで、全く滑れなかった。しかし、意外にもここでこの山行において最大の恐怖体験をする。それは我々が滑っていた(歩いていた)ら突如崖が出現し、一歩間違えればあの世へ行ったであろうという体験である。これは後で思い返してもチビりそうになる。

17:30頃安達太良高原スキー場に無事到着。勢至平を抜けた後、高頻度で転倒し着いたころには生きた屍状態だった。先輩方は余裕そうで、能力の違いを痛感。空は暗かった。

【まとめ】
山行を終えて自分は傲慢すぎたと猛省した。ゲレンデを2回滑っただけで山の斜面を滑れるとすこしでも思った自分は甘かったと。
とても辛かったが、初めて雪山を体感することができ大変意義のある山行だった。


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