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10/11~12 1年ワン 谷川岳

 2014-10-20
筆:尾崎
CL:益田 SL:尾崎 気象:中村 食当:橋本 装備:深井



▽0日目
【大岡山(18:50)→土合(20:45)】

今回は、ぼさーっとしていたらだいたい買い出しなどが終わっていた。申し訳ない。工大祭の準備でそわそわしているキャンパスを抜け出し、群馬を目指す。相変わらずパッキングの下手な僕のザックはでかい。

電車を乗り継ぎ、土合駅に到着。…なんだか異様な雰囲気。見ると、「日本一のモグラ駅」という看板が。ホームから駅舎までは計486段の階段を登る必要があるらしい。まじかよ。なんとか登りきる(と言っても僕以外の4人は元気そうだが)。

ちなみに、目黒から土合まではすべてJRであり、改札は一度も通らない上、土合駅には自動改札も無いし駅員もいない。そのせいで、パスモを使った中村と深井はちょっとややこしいことになり、下山後、目黒の改札を抜けるのにだいぶ時間がかかっていた。

駅から少し歩き、谷川岳登山指導センターで一泊。近くの自販機でココアを買う。



▽1日目
【起床(5:00)…出発(5:40)…谷川岳(トマの耳)(8:55)…茂倉岳(10:57)…武能岳(12:22)…蓬ヒュッテ(12:55)】

5時起床。夕食用の肉の袋から何か漏れている。つらい。

5時40分出発、トップ深井。なかなか速い。天気がとても良く、心は弾む。益田がやや苦戦。

6時30分小休止。つるつるした岩が多く苦戦。「(頂上まで)休憩無しでいけるっしょー」などと言っていたが、距離を見誤っており、2時間半ノンストップで登ることに。

8時55分谷川岳山頂(トマの耳)。天気が良くて最高、と言いたいところだが、風が強い。寒い。神宮司さんの差し入れのマンゴーカルピスを飲む。美味い。

その後は一ノ倉、茂倉、武能などを通過。風があるのであまりピークでのんびり過ごしはしなかった。益田は調子が出てきたようで、僕だけ遅いというかたちになる。

12時55分、蓬ヒュッテ到着。水を汲みに行くが、なかなか水場が遠い。困ったものだ。

水汲みから帰る途中話し合って、予定を変更して今日はここで泊まるか、という結論に至る。1人小屋に残り荷物番という名の昼寝をしていた橋本を起こし、テントを張る。のんびりとして良いところである。地面が思ったより湿っており、油断した数名の尻が濡れるアクシデントが発生。

さあ、差し入れパーティーだ。まずは西脇さんからの、大きく「汁」とだけ書いてある瓶。見た目は少々アレである。中身はリンゴジュースだ。美味い。次に藤井さんからのドリンク5種。それぞれ暗号めいた言葉が書いてあり、じゃんけんで勝った者から悩みながら選んでいく。僕はコーヒーだったので、翌朝飲むことにする。続いては岡田さんからの直方体。中身はアーモンドドリンク。一口もらう。なるほど、アーモンドだ。さらに八木さんからの「ぶにょぶにょしたもの」を開ける。中身はリンゴがまるごと1個入ったゼリー。こんなのどこで見つけるんだろう…美味い。次に夏目さんからの「ぶにょぶにょしたもの2」。中身は中華スープの素とかまぼこ。かまぼこは夕食に入れることにし、スープをつくる。水にスープの素をとかし、加熱し、そこにとき卵を、テキトーさに定評のある中村がドカンとぶちこむ。一瞬焦ったが、結局は美味しいスープが完成した。トリは太郎さんからのオリーブの実の瓶詰め。大人の味。

気象は僕と中村の2人でとった。夏合宿で圧倒的成長を遂げた僕は中村との実力差を見せつける。

夕食はすき焼き。肉から妙な匂いがした気がしたが、何も言わなかった。火を通せば大丈夫なはず。結局すき焼きというより鍋になったが、美味しかった。だいたい腹も満たされた頃、テンションの上がったメンバーの1人が自身の赤裸々な恋愛事情を暴露してしまう。プライベートな問題なので詳細は伏せるが、この山行で最も面白いエピソードであったことは間違いない。

8時消灯。寝付きかけたころ、中村が時間を間違えてセットしていたアラーム(サイレン音)が鳴り響く。



▽2日目
【起床(4:00)…出発(5:45)…朝日岳(9:00)…笠ヶ岳(10:13)…土合駅(14:00)】

4時起床。ガスっている。朝食は昨日のすき焼きの残りに米をぶち込んだものと、太田口さんからのミカン缶。美味い。僕はコーヒーも飲む。非常に甘い。だが、これはこれで美味い。

一足早く食べ終えた僕がトイレに行っている間に、テントではおぞましい液体が完成していた。そう、鍋洗い紅茶である。すき焼きの割り下の旨味と塩味、ミカン缶のシロップの甘味と酸味、そして米の舌触りが融合することで、最悪の怪物(モンスター)が誕生してしまったのだ。しかも大量に。中村がこの紅茶の味を実に的確に表現していたが、今後も鍋洗い紅茶にはお世話になるわけだし、早めに忘れることにしよう。

ミカンの残りと飯田さんからのパイン缶でなんとか人間としての尊厳を取り戻し、5時45分出発。トップは中村、なかなか速い。益田は苦戦。そういえば、暴走を危惧されていた橋本はずっと大人しくしている。一年ズの山での速さは 尾崎≦益田<中村≦深井<(超えられない壁)<橋本 といったところだろうか。

ガスで景色は見えなかったが、6時17分頃から太陽の光を感じられるようになる。そしてその少し後、ガスを抜ける。今まで視界を遮っていた雲を上から見るのは、実に気分がいいものである。

しばらく写真を撮るなどして、また出発。7時、清水峠に到着、休憩。途中すれ違った人によれば、昨日僕らが泊まるはずだった小屋は結構混んでいたらしい。止まって正解だった。

出発してすぐの分岐で道を間違えかけるが、橋本の指摘によりこれを回避。ただトップについて行っているだけだったことを反省した。

朝日岳と朝日に向かって登る。途中、ブロッケン現象を観測。また、遠くに海らしきものが見えていたが、本当に海だったのかはわからず(橋本は、あれ佐渡ヶ島じゃない?と言っていた)。9時、朝日岳頂上に到達。晴れてるし、昨日と比べて風も強くない。昨日登った谷川が雲海から頭を出していて、景色も素晴らしい。文句のつけようがない。しばらくのんびりとする。昨夜の暴露話でふたたび盛り上がる。

10時13分、笠ヶ岳。12時台の電車に間に合うよう急ぐのか、次の3時台のでいいやということにしてのんびり行くのか迷ったが、結局後者になる。11時10分、休憩をとる。それにしてもいい天気だ。はあ…。

気が付くと、12時だった。ピークでもない所でだいぶのんびりしてしまった。ここからは僕がトップに。この頃にはすでに下の方まで晴れていて、ゴールが見える。下りは苦手だが、もうひと頑張りだ。しばらく下ると木が多くなってくる。風が弱く結構暑かったのでうれしかった。

13時5分休憩。木の間から滝が見える。あれは「鼻毛の滝」ではないか、と橋本が言っていたが、真偽は不明。

14時、下山。2日前来た時は暗くてわからなかったが、土合駅周辺にもちゃんとドライブインやらなにやらがあったので(それまでは、土合なんにも無いじゃーん笑とか言ってた。土合ごめん)、そこでなにか食べることにする。なぜか橋本は残った。

さあ、帰るぞ。今度は地上にあるホームから乗るので、階段は無し。変な駅である。鈍行を乗り継いでゆっくり帰った。



▽まとめ
予期された台風による天候の悪化や橋本の暴走は結局無かった。怪我人は出なかったし(ある意味1名重傷だが)、天気は良かったし、先輩方からの差し入れも美味しかったし、実に良い山行だった。個人的な反省点はいくつかあるが、全体としては…益田橋本に頼りすぎた感はあるだろうか(それも僕だけか)。あとは…紅茶。
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