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140918-20 西穂~奥穂単独行

 2014-09-21
筆:八木(B3) 単独

9/18【新宿7:20~上高地帝国ホテル前12:00…登山口12:30…14:38西穂山荘】(テント泊)
9/19【西穂山荘4:15…西穂独標5:07…西穂高岳6:13…天狗岳8:03…天狗のコル8:28…ジャンダルム10:18…奥穂高岳10:50…穂高岳山荘12:58】(テント泊)
9/20【穂高岳山荘4:43…奥穂高岳5:13…前穂高岳6:57…岳沢小屋8:45…河童橋10:05】

8月の夏合宿の消化不良っぷりに悶々としていた折、過去の山行記録をあさっていた。すると出てきたのが「ジャンダルム」。読むと実に楽しそうである。これは行くしかない(?)。という流れで即計画書を書いて穂高連峰への初チャレンジとなった。

◆1日目(9/18) 曇時々晴
前日、バイト後に大学によって装備を回収。すべての準備を寝る前に行ったところ2時になってしまった。
6時前の電車に乗ろうと5時に目覚ましをセットして寝るも5:45に弟の目覚ましで跳ね起きる。即出発。新宿で焼き牛丼を食べていたらバスに乗り遅れかけた。サクッと上高地へ。途中車窓から巨大な穂高の山々がちらと見えて士気が高まる。

帝国ホテル前で降りた乗客の中で登山者は僕1人だった。どうやら皆上高地でゆっくり過ごそうという人たちらしい。ふーんと思いながら装備を準備するも、ヘルメットの後ろのゴムがはじけ飛び、カメラケースをぶら下げたカラビナが破断する。いやな感じである。

同期の太田口から、岩稜帯なら堅い冬靴でいいんじゃあないかというアドバイスを受け、久方振りの冬靴である。登山口から颯爽と歩き始めるもアッなんか痛い。痛い。序盤は痛みに耐えながら登る。じきに痛みが和らいできたので一安心する。昼過ぎという時間もあってか人気は全くない。悪くはないなぁと歩いていると

バラバラバラバラ ゴーン

ヘリだ。それも1回ではない。丁度荷揚げのルートになっているらしく5分に1回は真上を通過していく。五月蠅い。せめて真上を通過するのはやめてくれと願うが、かなわぬ夢である。おそらくこの辺一帯の荷揚げを一気に行っているのであろう。周りが静かなだけに勿体ない。

中間地点に「宝水」という水場があると聞いていたので水は1Lしか汲んでいなかった。多少整備された水場を期待していたのだが、行ってみればなんか水が土壌を這うようにチョロっと流れているだけだった。そもそも汲みようがない。西穂山荘の水は有料だがどうしようもない。甘かった…サクサク登って行ったら2ピッチで西穂山荘に着いた。これが年末だとラッセルで1日じゃたどり着けない難ルートと化すらしいが本当なんだろうか。

先週末の槍の大渋滞(3時間待ち?とかなんとか)を聞き及んで警戒していたが、西穂山荘は拍子抜けするほど人が少ない。テントもわずか5張ほどしかなかった。水を3L弱購入。今回飯は手抜きなのだが1日目だけは豪勢に鍋。プチッと鍋という便利な商品を知ったお陰で昔よりレパートリーが増えた。とんこつしょうゆ鍋なのだが、キャベツを入れすぎて1Lのコッヘルに収まらない。蓋で無理やり押し込んで事なきを得る。思えば朝食のラーメンに転用すればよかった。

外は次第にガスってきてしまったので食後は夏合宿で飲みそびれたウイスキーをちびちび飲む。ウマい。いい感じに眠くなってきたので6時過ぎにはシュラフにくるまった。

◆2日目(9/19) 晴れ
なんだか寒い。寒すぎる。1時間おきに目を覚まし、2時頃には周りの物音も気になってとても寝れなくなってしまった。2時半にシュラフから這い出て火をつける。向いのテントの人は既にテントをたたんでいるのだが一体どこへ行くのだろう。外に出たらテントには氷が張り、上を見れば満天の星空である。今年はこんな時間に起きること自体が珍しかったのでしばらく写真を撮った。しかし冬用ダウンを着込んでいるのに寒い。4時過ぎにヘツ電の明かりを頼りに歩き出す。

独標までの登りは人気ルートなだけあって過剰に親切だ。1mおきにペンキマークがあり、俯いてマークだけを追っていても良いくらいだ。冷たい風もダウンを着込んでいれば心地よい。ゴロゴロして歩きにくいところはあれどあっという間に独標を踏む。明るくなってきた。


>まだ薄暗い独標。ここまでは余裕

独標を越えると道がだんだん険しくなる。怖いと思ったら体を落として手足を手掛かりに下りればよい。手掛かりは豊富なので1歩1歩確かめながらよじ登っていく。まだ使い込んでいない冬靴のグリップは頼もしく、1、2か所怖い場所を越えて西穂山頂へ到着。10分ほど後ろからハイペースで迫ってくるおじさん以外の人は見えない。無用な気遣いも不要だ。太陽もすでに高く昇り、先月苦労した笠ヶ岳が歩いたコースが分かるほどくっきり見える。

西穂を越えてコースは険しさを増す。両神山で鎖は鍛えたので方法論としては全く同じなのだが、やはり高度も高度「感」も違う。高いところにいる気がするだけで恐怖が増すのはどういう原理なんだろうか。素手で鎖をつかむと氷のようなのだが、かといって軍手だとつるつる滑って仕方がない。そして時々長さが足りないのは勘弁してほしい。ヒーと思いながら歩みを進めるも、まだ大したことはないな、なんて考えている自分がいた。


>写真で見ると登れるようには見えないが…

コース全体の感想として、とにかくアップダウンが激しい。ちょっと下って登るような女々しい(?)アップダウンは少なく、降りるならガッツリ数十m降ろされる。流石に3000m近いので、長い登りでは息が上がりっぱなしになる。小ピークばっかりで辟易としていたら、間ノ岳をスルーしてしまった。どのピークのことだったのだろうか。切れ落ちた岩場をいくつか過ぎればかの有名な逆層スラブの登場である。確かに逆層だ。


>逆層スラブ。雨だったら土下座する見た目である

とはいえ実際に見ると斜度はそれほどでもなく、頑張れば鎖なしでも登れそうだ。ただ滑り出したらそのまま落っこちる上、1段あたりの段差が妙に大きい。鎖は何故か落ちたら崖一直線の左側に位置していて、正直鎖に取り付くまでが恐かった。鎖は2つに分かれており、1段大きく乗り越えなければならない。小柄な人には中々スリリングな場所ではないだろうか。西穂からのルートは順調に難易度を上げて、「そこ登るの?」的な箇所がじわりじわりと増えてくる。ヒーコラと天狗岳山頂。息が上がりすぎて咳が出る。珍しく広い山頂なので進む方向を1回間違えて引き返す。1回尾根を越えて岐阜県側から一気に下りる。

散々降りて天狗のコル。唯一のエスケープだ。一応バリエーション扱いではあるのだが、それほどヤバいルートというわけでもないらしい。ここから怨めしい400mUP。要所要所に付いた鎖をつかんでよじ登るが、所々稜線の出っ張った個所を登ると恐怖感はMAXに。自分の手の高さに掴まれる岩がないだけでこうも心細いとは。風もなんだか強い。

ここまで対向者なく安全に進めてきたところに、ようやく本日最初の対向者を発見。このルートではお互いに人が珍しいためか妙な連帯感が芽生えて、すれ違う時に必ず会話を交わす。聞けばジャンダルムも最高だった。期待高まる。問題ポイントの馬の背らしき場所も確認できる。

グイグイ高度を上げて畳岩尾根の頭。ここで数人休憩している方々とすれ違う。ただここで立ち止まるわけにはいかないと水だけ飲んでズンズン進む、が、あれー遠い。さっきまで見えていたジャンダルムは姿を消し、眼前に見えるはガレた斜面。そしてあれだけ親切だったペンキがここにきて途切れる。時々見つかってほっとするも即見失うので、もう登れそうな岩を選んで進むしかない。トラバースよりはまだ稜線のど真ん中の岩と岩の間を乗り越えていく方が気持ち的に楽なので全身でよじ登る。途中足が岩に挟まって動けなくなり、パニックを起こす。高度3000mだし、このまま動けなかったら嵐になってetc...などという考えが頭を巡った。

という感じで息も絶え絶えにジャンダルム手前のピークでギブアップ。休憩を取る。今まであまり見やることのなかった霞沢岳が渋く鎮座している。上高地もこうしてみればミニチュアの模型のようだ。気持ち良い。1人なのでついつい長くくつろいでしまう。名残惜しいが、ジャンダルムに行かないのもアレなので重い腰を上げて進む。

事前情報で知らなかったのだが、ジャンダルムの頂そのものはルートから外れたところにあった(よくよく過去記録を見返したら書いてあった)。つるつるの岩に鎖と心もとない足場用のボルト、さらに絶壁トラバース(捕まれば大したことはないのだが、ねぇ…)。舞い上がってしまい気づいたらジャンダルムを通過している。あれっ。さっき半泣きで通過したところまで戻って岩をよじ登る。ペンキが塗ってあったがなぜか下の方に消えて行ったので結局登れるところ(左壁)を登る感じであった。

山頂。何のことはない岩と言ってはそれまでであるが、西穂から歩いてきた達成感が岩の隙間を埋めてくれる。思い付きで来てよかった…。夏合宿とはうってかわって快晴。文句のつけようもない。山頂にはうわさに聞く妖精?の看板があった。10分ほど遅れてずっと後ろを歩いていた単独行の方も登ってきた。この天気なら何時間でも居られそうだ。とはいえ奥穂という目玉があるので再度気を引き締めて慎重に山頂を脱出する。すれ違う人もちらほら。


>ジャンダルム


>行ってみて初めて分かるタイプの歓び

ピークを踏むたびにいちいち鎖場を滑り落ちるように降りるのがこの稜線のいやらしいところ。アップダウンを繰り返して、ついにかの悪名高い馬の背に着いた。

馬の背は確かに写真で見たとおりというか、まんま馬の背である。左右が本当に切れ落ちているので、1か所だけはどうしても跨がざるを得ない。1人だからよいものの、複数人で来た日には心臓に悪そうだ。馬の背を超えて息を切らしながら奥穂の山頂に着いた。踏破。ピークにたどり着いた人たちと話が盛り上がる。記念にコーヒーを入れて飲んだ。ジャンダルムにはちらほら人が乗っていて、意外にも話し声が聞こえてきた。

残りの下りは楽勝。穂高岳山荘に着く。相変わらず天気は最高で、眼下には涸沢のテント群、目前には前穂高岳の見事な尾根。夏のテン場の中ではおそらくトップレベルのロケーションだろう。靴を履き換え、テントの外で持ってきたウイスキーと夏合宿のつまみの残りで独りそっと酔いに身をゆだねる。3000mという標高ながら意外に夜は暖かく、昂揚感の内に1日を閉じた。


>景色を肴に酒を飲む

◆最終日(9/20) 晴れ
自分らしくもなくまたもや朝4時に目を覚ましてしまった。さっくりとアルファ米を食べて出発。まだ真っ暗で冷え込んでいるが気分は晴れやかで体調も良い。グングン奥穂を登って行って日の出前に山頂についてしまった。山頂でじっと太陽を待つとほんのり明るくなってきた。どうやらこれが日の出だったらしい。目指すは前穂である。

前穂高までの道は正直昨日の稜線と比べればちゃちいもんである。しかしながら足を滑らせたらそのまま転がり落ちていきそうで、油断はしない。分岐からの山頂への登りは全身を使って登る飽きのこないルート。誰もいない朝のピークを踏む。少し離れて写真を取ったらラスボスでも出てくるんじゃないかという雰囲気ある写真が撮れてしまった。


>ラスボス感

気になっている前穂北尾根をよくよく覗いてみると、人が登ってきているではないか!岩は脆そうだがそこまでピリピリした空気は感じられなかった。来年以降の宿題とすることを決めた。

上高地までの下りは自分との戦いになる。右手を見ると昨日歩いた岩がするすると遠ざかり、麓から見えるとんがり稜線へと変化していく。距離によって山が与える印象はまるで異なる。尾根は想像以上に急峻な登山者殺しで、密度の濃い4時間を経て初めての上高地にたどり着いた。普段着+αな観光客が皆写真を撮りあっていて、もはや場違いなのは自分のようであった。レストランに行けば食事が出てきて、バスで寝ていたら新宿であった。

◆まとめ
普通に登山しているワンゲル部員なら、今回のルートは楽しめることと思う。ヒトのスケールはあまりにも小さかった。
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9/9~9/12 剱沢~上高地

 2014-09-16
筆:野口
CL:角崎(B3) SL:飯田(B2) 医療:野口(B2) 食当:橋本(B1)

▽1日目 【剣沢BC…みくりが池温泉…室堂…五色ヶ原】
3日間のクライミングを終え、本日から縦走。

6時起床。朝食を食べ、支度をし、飯田は神戸の女の子に別れを告げた。
共装わけが適当だったため、飯田のザックが少し重いが気にせず出発。
太郎さんをトップに登り、剣御前小舎、雷鳥沢ヒュッテで休憩を入れてみくりが池温泉に到着。

橋本は源次郎行ってないのに温泉入るのは嫌だと言うので、橋本以外の3人で温泉に入る。
3日間の疲れが取れ、これからの縦走をやり切れる気分だった。
その間橋本はたまたまいた地惑の人たちに話しかけに行っていた。
温泉を出て、クライミング用品を部のことを考え、室堂のゆうパックで学校に送った。

舗装された道を歩き浄土山の前の分岐に到着。休憩を一本とり出発。
しばらく歩き、獅子岳に到着。トップをしていた私は一気に下る。
飯田には足を悪くするだけと言われるが、この下り方しかできないのである。
そのままの勢いで登ってしまおうと思い、調子に乗ってしまった。
バテバテである。地を這うように登っていた。

五色ヶ原ヒュッテの直前の分岐で太郎さんに小屋行ってきてと言われ、飯田と二人で小屋に向かう。
疲れたねーと言いながら小屋に到着。小屋の人に水をいただき、小屋を出ると少しずつ晴れていた。
テン場に到着すると2人がテントを立て、待っていた。しばらく休憩しているとシューという音が聞こえる。
ガス管でも使っているのかと思ったが、私のザックから音がしている。サロンパスだった。
そうこうしていると少しずつ晴れてきて、とてもいい景色であった。

夕飯にカレーを食べて就寝。その日の月はとてもきれいだった。

▽2日目 【五色ヶ原…越中沢岳…スゴ乗越小屋…北薬師岳…薬師岳…薬師峠】
この日の行程は長いので、早朝に起きて朝飯を食って出発。

出発してから越中沢岳の道のりで太郎さんが足をひねった。
下りが辛いから先に行けというので3人で先に行く。越中沢岳からの下りは中々急で辛そうであった。
峠でしばし待つことにした。飯田と橋本は先輩が来るまでザックを下ろさない気でいたが、
長くなるだろうと思った私はザックを下ろし、休憩した。

しばらくして、太郎さんがやってきて、俺明日折立で下りると言った。
飯田が太郎さんの足を見て、すごい腫れていると言った。
私はこの時、ああ下りるんだろうな、荷物重くなるのかな、などと考えていた。

しばし休憩し、出発。太郎さんと徐々に離れていき、スゴ乗越小屋に到着した。
進むべきかここで止まるべきかを3人で話していると太郎さんが到着。
どうするかと聞くと行けるというので、出発。

北薬師岳の登りでトップになった私は、そこの登りがとても登りやすかったので、とばしてしまった。
私は速いと言われることがあるが、とばしてみんなを待ちながら休憩するというスタイルなのである。
なので、今回も休憩しようとするのだが、足音がなかなか離れない。
振り返ると橋本がピッタリとついてきている。恐怖である。

中腹あたりで休憩をとる。橋本曰く心折れそうだったと。少しホッとする私。
北薬師岳をとり、薬師岳で休憩をとる。薬師岳に向かうあたりからヘトヘトになりだし、
足は腐ってきていた。そのため、薬師岳から中々動けなかった。

しかし、寒いので、出発。ここからはずっと下りが続く。ずっと捻挫のせいで遅れ気味だった先輩が駆け下りだす。
私にはそんな元気などなかった。薬師岳山荘を過ぎて沢沿いに入ってから先輩と橋本はどんどん進んでいった。
飯田と2人で追いかけていくが、遂には見えなくなってしまった。
沢がずっと続いて、中々テン場が見えず、愚痴りながら歩いていた。
テン場に着くとザックを背負ったまま待っていた。
12時間行程のところを9時間で着いた。この人たちはやばいなと思った。

ザックを下ろし、靴を脱ぐと足が変色していた。靴擦れで皮もむけていた。
休憩しながら話していると先輩の話が気になる。この人は明日下りる気ないなと思った。
そもそも捻挫しているのに、コースタイムの3/4って頭いってるなと思う私であった。

行動時間が長ったので、夕飯にはシチューとラーメンを食べた。
昨日今日の行程により行程が一日分減ったので、シチューのルーは二つ分使った。
そもそもカレーのルーを二日分使ってしまい、予備食も持ってきていなかったので、
ギリギリだったのだが、この時はまだそのことに気づいていなかった。

▽3日目 【薬師峠…黒部五郎岳…黒部五郎小屋】
この日の行程は長くないので、7時出になるように起床し、朝飯を食べ出発。
少し歩き、前日払わなければならなかったテン場代を太郎平小屋で支払う。

幾つか山を登り、下り黒部五郎岳前の分岐に到着。
ここで太郎さんのピストンしない主義により、3人で登っていく。
荷物がないので、軽々と登っていける。頂上に着き、北側を見ると小屋までの道が見える。

太郎さんのところに戻り、小屋へ向かう。下っていると一番後ろの私がまず離されていく。
トップをやっていた飯田は橋本にトップ下手だと言われ交代。
すると飯田も徐々に離されていき、二つに分かれてしまった。またまた飯田君と愚痴りながら歩いていた。
この時は、あの人ホントに怪我してんのかね、などと言っていたような気がする。
いつだったか、足の具合を聞いたら、
捻挫との付き合い方を知っているから大丈夫、女と一緒だ
とか意味の分からないことを言っていた。
そもそも捻挫してる人がコースタイム2時間40分の道を1時間ちょっとで行けるわけがない。
小屋が遠くに見えると2人はザックを背負って腕を組んで待っていたそうだ。

到着し、ザックを下ろし、靴を脱ぐ。本日も足はボロボロである。
このころから槍沢下りたいと考えていた。トマトカレーを食べ、就寝。

▽4日目 【黒部五郎小屋…三俣蓮華岳…双六岳…双六小屋…槍ヶ岳…槍沢…徳沢】
朝5時頃起床。非常に寒い。朝飯を食べ、外に出る。フライが凍っている。
この時、太郎さんの心が折れた。槍沢を下ることを決意した。内心喜ぶ私。
冷たい冷たいと言いながらテントを片付ける。ポールは冬山の時のように中々抜けない。
槍ヶ岳で泊まったらこれ以上辛いとみんなの気持ちは同じであったに違いない。

6時頃出発。しばらく歩き、三俣蓮華岳の分岐に到着。
私は去年三俣蓮華岳にピストンで行き、何も見えなかったという経験があるので、
行かなくていいと思っていたのだが、太郎さんがどうせだから行くと。
ということで、全員で行くことにした。頂上に着くと、今までこんなもったいないことをしていたのか、と太郎さん。

出発して、しばらく歩くと分岐が。明らかに行く予定の道は下なのに上に行こうと太郎さん。
もちろんピークはスルー。意味が分からない。下を行けばよかったのに。
去年来たときは藤井先輩が一人だけでピークを取りに行った。
その時先輩が言っていた、晴れていたら気持ちいいこと間違いなし、というのがよく分かった。

双六小屋でしばし休憩し、出発。辛いだろうと言っていた西鎌尾根も橋本と飯田がぐんぐん登っていく。
徐々に離されていき、結構離された。その頃、橋本はおかしくなって、なんか叫んでいたらしい。
槍ヶ岳山荘に到着。ココアを飲んで一服。もちろん誰も登りには行かない。

寒いので、さっさと行くことに。途中今日西岳まで行っちゃおうと言っていた人がいるが、もちろん槍沢を下った。
下山パワーとか言って駆け下りたが、誰もついてこないので、みんなを待つ。
一番後ろについて、とぼとぼと歩く。登ってくる人が沢山いるし、長いしで疲れてしまった。

なぜか休憩なしで2時間歩き、ババ平に到着。すごい人数であった。
しばし休憩し、出発。しばらく歩き、横尾山荘に到着。飯田曰く下界らしい。
足が中々痛かったので、靴を脱ぐと靴下、足が変色していた。

1時間ほど歩き徳沢に到着。本日はコースタイム15時間ほどのところを11時間ほどで到着。
ヘトヘトである。おしゃれなカフェがあって、家族でキャンプという人たちが多かった。
テントを立てて、夕食の準備。残ったものを全部使おうと太郎さん。
粉ミルクにコンソメを加え、中々おいしいスープが完成。
そこにハヤシライスのルーを加える。そのままハヤシライスが食べたいと飯田君。
出来上がったのはハヤシライスらしきものだった。まあ普通に食べた方がおいしかった。

▽5日目 【徳沢…上高地→大岡山】
徳沢から1時間ほどの小梨平にある温泉が12時からということで11時頃に出発できるようゆっくり寝た。
7時頃に起き、だらだらとしていた。たろこパスタを食べ、おしゃれな登山者を見ていたりとだらだらしていた。
10時頃に出発の準備。出発してから1時間ほどして、温泉に到着。
温泉に入り、15時発の新宿行きのバスが取れたので、昼飯を食べ、なんかいろいろ食べた。
バスは増発便だったので、8人しか乗っていなくて快適であった。
大岡山に着き、部室に荷物を置き、牛角で打ち上げ。
3人は反省会。私は黙々と食べる。

まとめ
メンバーが頭おかしい系だったので、きつかった。また、後輩が強すぎて辛かった。
そんな中で自分の持っている食料をいかに早く減らすかが大事であると今回の合宿で学んだ。
また、みんなはクライミングがとても楽しかったが、満足いっていないという感じだった。
次回の話をしていて、もうやる気満々ですね。私はというと、クライミング自体面白かったかいまいちわからなかった。
それにモチベーションもみんなとのギャップを感じた。次回はもっとゆるくいきたい。
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剱岳 9/6~9/8

 2014-09-14
筆:飯田
日程:9/6~9/8
メンバー:角崎(B3・CL)、飯田(B2・SL)、野口(B2)、橋本(B1)
9/6 立山→室堂…別山乗越…剱沢
9/7 剱沢…長次郎谷出合…剱稜会ルート登攀…5・6のコル…長次郎谷下降…剱沢
9/8 剱沢…剱岳本峰…剱沢(別山尾根往復)

部としては久しぶりの山岳地帯でのクライミング。この日のためにゲレンデやクライミングジムで練習してきた。結局1本しかトレース出来なかったが、来年に続く良い経験になったと思う。

9/6
この日はアプローチ。9日分の食糧(登攀後上高地迄縦走するので食糧が多い)と登攀具でザックがずっしり重い。橋本のザックは40㎏くらいあったと思う。御前小屋迄の登りが辛かった。この日の夕食はキムチ鍋。量がとても多かった。

9/7
朝起きてみるとガスで視界がきかないが、天気予報だと回復傾向にあるようなので行動開始。雪渓上で視界がきかないのはとても不気味だ。いろいろ不安な気持ちになる。長次郎谷に入ると一二峰間ルンゼ付近から雪渓の状態が悪くなっていたので、青い印のある岩から右岸にあがった。30分くらい歩くのでアイゼンは外したほうがよい。雪渓の状態が良い場所を適当に選び、再び雪渓に上がる。この辺りから雨が降り出すが、天気予報を信じて行動を続けることにする。正面に熊の岩が見えているのでCフェースが見える場所のはずだが相変わらずガスっており何も見えない。ただ今回はたまたま前にCフェースを登る予定のガイドパーティーがいたので取りつき点迄迷うことなく行く事ができた。取りつき点迄の踏み跡は多少ざれているが、しっかりとしているので特に問題は無いと思う。

取りつき点で登攀準備をしているとガスが切れ晴れてきた。岩が濡れているが、沢登りだと思えば何の問題はないだろうという事でガイドパーティーの次に飯田&野口ペアと角崎先輩&橋本ペアに別れて登攀開始。野口がリードしたくないようだったので全ピッチ私がリードした。
1P目
特に難しくない。ハーケン3枚でビレイ点とするが、2枚はあまり効いてないように見えた。少し上にRCCボルトがあったのでそちらから支点をとった方が良かったと思う。
2P目
ビレイ点から少しトラバースして凸角。ザックが引っ掛かりそうで少し怖い。変な所からランニングをとったのでロープの流れが極端に悪くなる。仕方がないのでハイマツを支点としてピッチを切った。
3P目
わけのわからない所でピッチを切ったため後続パーティーが来てしまった。急いで登る。新しいボルトが2本あるテラスでピッチを切った。
4P目
トラバースしフェースを登る。なるべく左側をいったほうが良い。直上してしまったため、最後にビレイ点までトラバースする事になってしまった。ロープの流れが極端に悪くなるし、少し難しい。ビレイ点の支点はハーケン3枚からとった。
5P目
簡単なフェースをリッジ沿いに進み小さいテラスまで。簡単だが、ビレイ点の直前にかろうじてハイマツに引っ掛かってとまっている巨大な浮石があるので要注意。ロープが触れないよう細心の注意を払わなければならない。ハーケンとピナクルからビレイ用の支点をとった。
6P目
剱稜会ルートで一番楽しいピッチだ。3m程度フェースを登った後すぐにリッジ沿いにトラバースする。高度感と眺めが素晴らしい。中間支点もピナクルを使えば結構とることができる。トラバースが終わったあたりでピッチをきる。ピナクルから支点をとった。
7P目
最終ピッチ。易しいフェースを直上する。Cフェースの頭で登攀終了。リングボルトとハーケンから支点がとれる。

013_20140916233340c28.jpg
6P目をフォローする野口。

Cフェースの頭でのんびりした後下降を開始。しっかとした踏み跡をたどる。傾斜がきつくなる場所から懸垂を連続で3回し5・6のコルから少し三ノ窓側へ降りた。懸垂支点は最初がハイマツで残り2回はブッシュ。支点には大量の残置スリングがあるので見ればすぐに分かると思うが、古い残置が多いので注意。最初の懸垂はクライムダウンで降りれそうだが、念のため懸垂下降する事にした。最後の懸垂はほぼ50mいっぱいだった。
今回は晴れていて迷う事はなかったが、ガスが濃いとどこへ降りたらよいか分かりずらいかもしれない。なるべく長次郎谷側を意識して下降すると良いだろう。
5・6のコルから長次郎谷は踏み跡があるが少しザレている。あとは長次郎谷を慎重に下降し剱沢のBCへ帰還した。この日の夕飯はトン汁。美味しかった。

9/8
別山尾根の往復なので遅い時間に出発。休日なので登山者が多かったが、激しい渋滞に巻き込まれる事なく12時前にはテントに戻ってこれた。ちなみに橋本はタテバイ、ヨコバイともに人工物を一切使わずフリーで登ったらしい。確かに別山尾根は人工物が無かったら素晴らしいルートだとは思うが、ロープ無しで怖くないのだろうか…。
この日はゆっくりし翌日から上高地へ向けて縦走を開始した。

まとめ
・パーティーとして細かい反省点はたくさんあるが、あせらず丁寧に確実に作業していたと思う。ただやはり時間がかかってしまった。
・今回の反省点をいかしさらに練習していきたいと思う。
・剣稜会自体は眺めも素晴らしく、難しい場所もなかった。ただ浮石には注意が必要。またピンは腐っているものが多い。
・長次郎谷の登降は雪渓の状態を見極めて慎重に行動するべきだと思う。
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三ツ峠 8/18~19

 2014-09-14
日程:8/18~19
メンバー:飯田(B2)、野口(B2)、橋本(B1)
行程:8/18 大岡山→三ツ峠駅…三ツ峠山山頂 、8/19 三ツ峠山頂…登攀訓練…三ツ峠駅

8/18 
初日はアプローチだけ。地味に駅から山頂迄標高差があり辛いのでなめてはいけない。適当にテントをはる。西の空が雷で明るくなっていた。

8/19
ⅢからⅣ級程度のルートをたくさん登る。富士山をバックに訓練でき、とても爽快。途中昼寝もしてしまったが、充実した時間を過ごす事ができた。15時に登攀を終了し下山。トップの橋本君が走るので、16時に登山口についた。

まとめ
部のロープが重すぎてロープアップだけで腕がハンプしかけた。最近クライミングも活発になってきているので、新しいまともなロープを買ってもよいと思う。それとカムも1セットは欲しい。
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両神山 八丁峠ルート 2014/09/13

 2014-09-13
筆:八木(B3)
メンバー:CL八木(B3) 太田口(B3)

9/13【登山口8:00…八丁峠…両神山13:00…八丁峠…登山口17:00】

ジャンダルムの足慣らし。

◆1日目(9/13)
ジャンダルムに行きたい。しかしいきなり本番というのも心もとない。そうだ両神に行こう。
夏合宿が諸事情で潰れてしまった太田口にダメ元で誘ってみたところ、奇跡的にこの日なら空いているとのこと。彼の9月中の空き日は残り2日程度だった気がする。太田口は1度このルートを歩いているが、その時はバスの関係で雨の中別ルートを通って登ったらしい。

太田口は割と近所に住んでいるので朝、車で迎えに行く。国道299号線をひた走って飯能、秩父、小鹿野。両神はずいぶん奥深いところにあるらしい。そろそろかなと注意して進んでいたのだが通り過ぎて群馬県突入。あれー。引き返して林道に入る。

林道は1.5車線程度で、正直悪い。対向車が来たら怖いところだ。しかし、何故こんな道を通すに至ったのか謎である。集落もなく、急斜面を縫うように高度を上げていく。登山口には立派なトイレと駐車場があった。車は数台。酷道マニアらしきバイクメンもいる。

序盤は奥多摩・奥秩父あるある的な悪路。慎重に進む。天気は良い。稜線に乗ると青空と無用に青々とした山が広がっている。序盤の鎖は余裕。ヘルメットを装着する。暫く進むと突如10m程度の壁が…見ると微妙に鎖がついているが、足場が取れない。気迫で登る。

この壁を皮切りにひたすらアップダウンが続く。嫌らしいことに標識にいちいち両神山までの距離が書かれているのだが、全く参考にならない。100m進む間に10mのアップダウンが2、3回あるので、1km進むのも一苦労である。スラブっぽい岩も多く、鎖とフリクションで上り下りを繰り返す。天気は良い、気持ちは良いのだが。。。長い。大休止を入れつつ山頂まで5時間もかかってしまった。

山頂は15人程度、5月に来たときよりは少ない。たぐちとボソボソと談笑する。のどかな空気。一方、周りをヘリらしきものがぶんぶん飛んでいて、周りの話を聞けば何やら事故らしい。5月の時も軽い事故があったし、恐ろしい山だ。

帰りもルートは同じなので特筆すべきことは無い。1回登山道でない方向から男女の声が聞こえて、しばらくすると登山者が2人出てきた。いったいなんでそんな崖っぷちで迷っていたのだろう。ルートを間違えたら大抵真っ逆さまである。

駐車場に到着したのはいい時間になった17時。先月の米子沢の恐怖が思い出され、帰りの道路の溝が恐ろしかった。トレーニング向きだが、往復するものでもない。これならジャンダルムも大丈夫そうだ。
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2014 夏合宿 南アルプス 8/25~9/3

 2014-09-04
筆:藤井
CL兼医療兼装備:藤井(B3) SL兼気象:夏目(B2) 食当:尾崎(B1)


[0日目]
大岡山→松川…伊那大島

夕方、俺と尾崎は部室に集合する。ザックに荷物を詰め込み、腹にラーメンを詰め込み、19:08急いで新宿へ向かう。20時発のバスに乗るためには十分な時間があったはずが、藤井のミスリーダーが見事に発揮され、19:58ぎりぎりのところでバスに滑り込んだ。ふう危ない危ない。

尾崎と陸上部談義やら高校時代の話やらしていたら23:30松川に到着した。ここから伊那大島へ約3 km歩くのだが、夜道というのはなんだか楽しい、荷物は重いが気分は軽く歩いていく。

[1日目]
伊那大島→鳥倉登山口…三伏峠

日が変わった。0:15伊那大島にたどり着く。ここで愛知から来ていた夏目と合流。彼は屋根付き優良物件を確保しつつ眠っていた。少し離れた所には学生と思しき数人が眠っていた。彼らを起こさないように共装を分け、0:40我々も眠りに着く。

4:44ふと目が覚める。どうやら隣の集団が出発するらしい。あれ?渓友会じゃん。話を聞けば、どうやら我々と同じルートを歩くらしい。なるほど、この先何度か会うかもしれないな。さて目が覚めてしまったので、ココアを飲んで優雅に食パンをかじる。
6:00そろそろ準備せねば。6:50バスに乗り、気を失う。

8:40鳥倉登山口に着いた。と思ったら雨が降ってきた。入山写真を撮り、8:55出発。最初はやっぱりと言うべきか、登りがきつい。雨が鬱陶しい。とか思ってたら11:46三伏峠に着く。行動終了。テントを立て、やわらぎを飲む。尾崎が寒そうなのでこんなこともあろうかと余分に持ってきたフリースをドヤ顔で貸す。そして今夏合宿の基本陣形が組まれた、すなわち尾崎が気象を取り、夏目は米を炊き、俺は飯の支度をする。17:10飯を食う。なんだかんだやって17:50眠りに着く。尾崎はなんかごそごそやってる。

[2日目]
三伏峠…塩見岳…三伏峠

3:30起床。朝飯を食べ、日の出を待ち(尾崎がヘツ電持ってない!?)4:53出発。周囲は真っ白。数回の休憩をはさみ、8:45塩見岳山頂にたどり着く。吉田さんから頂いたマンゴー・オレを飲む。うまいが寒い。10分もせずに下山開始。9:41塩見小屋で吉田さんから頂いたみつ豆(?)を食べる。何とも言えない微妙な味に困る。ナンダコレ。ココアで口直し、10:13再び下山開始。やはり視界は真っ白、面白くない。13:07三伏峠に着く。やわらぎを飲み、うどんを作る。17:14飯を食い、18:07眠りに着く。尾崎はひたすら整理をし続けている。

[3日目]
三伏峠…高山裏避難小屋

3:30起床。雑炊を食い、ゆっくりしていたら5:20出発となった。お花畑があるらしい、と心ぴょんぴょんしていたが、残念お花はすでに枯れてしまっていた。景色はやはり真っ白、ついでに風が強い。休憩を取りつつ、アップダウンを繰り返しながら11:37高山裏避難小屋に到着した。渓友会の連中は我々より1日早くここを出たらしい。速い。14:40完全に野口。日が出てきたらしいが、眠いから寝た。夏目達は寝袋を乾かしたりしていたらしい。18:00牛丼を食い、18:34眠りに着く。尾崎はトイレへ出て行った。

[4日目]
高山裏避難小屋…悪沢岳…荒川小屋

3:30起床。餅スープを食い、5:18出発。昨日からできつつあった靴擦れが痛い。5:42途中の水場で給水。しばらく歩くと、7:10ぽつぽつ降ってきた…雪!?すぐに雨に変わったからよかった。荒川前岳の直前の急登にビビる。ここ、登るの?9:50中岳避難小屋に着く。洒落た看板がある。10:09出発。靴擦れがひどくなってきた、ただでさえ遅い歩みが更に遅くなる。11:30悪沢岳到着、晴れてきた。景色がよい。八木からもらったラフランスを食べる。うまい。しばらくゆっくりのんびりして12:12出発。しばらく歩き、15:02荒川小屋に到着した。遠くから見ると、まるでおもちゃの家みたいな素敵な小屋だった。やわらぎを飲み、翌日の停滞を提案した。承認された。この頃からか、「何でも拭くタオル」という概念ができ、テント生活が少し快適になった。ごはんを食べて18:50眠りに着いた。尾崎は歯を磨きに出て行った。

[5日目]
停滞

6:00起床。黒澤さんからもらったと思われる「米二合」と書かれた缶詰を食べ、水を汲みに水場へ行く。思考停止でフルにカスタムする。テントに戻ってきてハーツをやってみる。9:26ログを取ったというログを取った。11:30神宮司からもらったリッツその他でパーティーを開催する。尾崎がひたすら刃牙やらハンターハンターやらワンピースの話をする。負けじと夏目がジョジョの話をする。二人で「はあもっと色々読んでおけばよかった」と吐息をもらす。リッツパーティーで腹は膨れていたので、夕飯はアルファ米で済ます。17:49眠りに着いた。尾崎は整理に追われている。

[6日目]
荒川小屋…赤石岳…兎岳避難小屋

3:00起床。飯を食い、なんやかんやで4:20出発。尾崎を真ん中にはさみ、夏目のヘツ電で照らしながら進む。ほんのり明るい道を歩いていく。楽しい。天気も悪くない。休憩をいくらかはさみつつ7:30赤石岳に到着。天気がいい!最高だ!ソフトバンクの電波が立っている。ドコモは立ってない。大勝利。避難小屋のおじさんの機嫌がよくないようなので、ココアを飲んで7:47さっさと出発する。一回休憩をはさみ、9:47百閒洞山の家にたどり着く。そういえば出会った登山者たちはみんな色々知っていて、スゴイ。さすが南アルプスの辺境地。まだまだいい天気なので、ほんのちょっと寄り道、いい景色。10:12出発。登ったり下ったり、だんだん視界が白くなってきて、13:12水をくむ。思考停止フルカスタム。14:38兎岳避難小屋にたどり着く。外見はアレだが、中はしっかり整備されている。床が冷たいせいかとても寒いことを除けばとても良い。夏目の調子が良くない。耳が鳴っているらしい。夏目には少し休んでてもらって、カレーを作る。ふとトイレに行きたくなったので夏目に鍋を持っていてもらう。戻ってくると、あれ水が少なすぎた?うわめっちゃ焦げてる。リカバリーして、米を炊いた。あれ芯が残った。リカバリーしようとして上手くいかない。なんというダメリーダーぶりだろうか。しゅんとしながらなんとか食えるものにして、よし太郎からもらったザーサイを開けよう、めっちゃしょっぱい!捨ててしまった外装を拾って読むと、どうやら塩抜きが必要だったらしい。っていうかザーサイって丸いんだねえなどと思いながら、コイツどうしようかと会議する。どうしようもないので処分することに。ポリタンが一つ犠牲になったのだ。なんだかんだで19:12眠りに着く。尾崎はトイレに出て行った。

[7日目]
兎岳避難小屋…聖岳…茶臼小屋

4:00起床。餅スープを食い5:13出発。雨。黙々と歩く。7:23聖岳に着く。真っ白、寒い、面白くない。そういえば停滞の日に北アルプス合宿組から、「毎日晴れ!気ん持ちイイイイイイ!!」と入電があったのを思い出してむらむらと腹が立ってくる。畜生中村の野郎。再び歩き出す。小聖岳のあたりで雨が止んだ。9:29聖小屋でココアを飲む。ああ癒される流石ココア。後から聞いた話だが、渓友会は数日前にここから下山してしまったらしい。もうひたすら歩き、13:52茶臼小屋にたどり着く。雨がすごい。ストーブで暖を取らせてもらい、束の間の幸せ。飯を食い、17:49眠りに着く。尾崎は雨が強いせいでなかなかトイレに行けないでいる。

[8日目]
茶臼小屋…光岳…茶臼小屋

3:30起床。飯を食い、5:10出発。天気が良い!喜望峰から仁田岳をピストンで取ってくる。あまり人が通ってないのだろう、ハイマツが邪魔をする。6:34仁田岳に着く。ゴールが見える!いい天気!いくらもたたないうちに出発する。やっぱりアップダウンが激しいツライ。いったん下りきったら岩ばっかりの所を登っていく。登りきると、静高平、とってもいい所。光岳小屋も素晴らしい!光岳…うーんこの。11:21光石にたどり着く。いい景色に違いない!というところでジャストタイミング雲。ああ何も見えない。吉田さんからもらったカフェインは俺の分も尾崎が飲んでくれた。そろそろ時間がない。11:31出発。何度も休憩をはさみ15:54茶臼小屋にたどり着く。ふう間に合ったさあ尾崎気象をとるのだ!何やらまずい飯を食べ、18:31眠りに着く。尾崎は歯を磨きに出て行った。

[9日目]
茶臼小屋…畑薙大吊橋→大岡山

4:00起床。5:45出発。待ちに待った下山だああああ!ずんずん下る。いくつか橋を越え登り下り10:08畑薙大吊橋に着く。めっちゃ高い楽しい。吊り橋を渡った先にバス停があり、しかも乗れるらしい。リサーチ不足であった、ラッキー。なんだかんだで静岡駅に着き、肉を焼いて、帰った。
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