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神楽ヶ峰 山スキー 2014/02/21-22

 2014-02-25
筆:吉田
CL・医療:八木(B2) SL吉田(B3) 装備:尾高(B3) 人夫:太田口(B2)

神楽ヶ峰は、一昨年に鈴木先輩と登頂予定であったが風雪によりあきらめたのである。今回はそのリベンジです。

さらに今回は、山スキーとはいっても未だかつて我々には考えもつかなかったことが実行されたのである。
なんと宿に宿泊したのだ。テントじゃない!雪洞じゃない!

▽0日目【大岡山~池袋バスターミナル~】
毎度おなじみの池袋バスターミナルからツアーバスに乗り込み苗場へと向かう。

苗場へと向かう途中、三国峠あたりで、何やら不穏な会話がなされている。
どうやら、通過予定の道が雪崩により通行不可となったようである。あぁ恐ろしい。
先ほど下りたばかりの高速に再び乗り関越トンネル廻りで苗場へ行ったらしい。
寝ていたので詳細はわからぬ。

▽1日目【~苗場スキー場】
未明に、苗場の宿近くに到着。夜が明けるまで、宿にて休憩。
雪がものすごい勢いで降り続いている。

リフトが動き出す時間に合わせ、スキー場まで運んでいただく。
まずは肩慣らしととりあえずゴンドラに乗り込み上の方に行く。

こぶのある上級者コースのはずだが連日振り続く雪により、こぶがきれいに埋まっており、
見た目はとても滑りやすそうである。『見た目』は。
実際には、滑ると積もった雪の下の確りと圧雪されたところまで板が沈むので、
こぶの状況が見えないまま滑るという、異様な難易度となっていた。

散々な目にあったがその他のコースでは、非圧雪だーやっほーい!

暫く滑って、さて山頂を目指すかどうかという話をする。
風も強く雪もひどく降っているので今日はゲレンデ内にとどまることに。

~~~~~終日滑り続ける。~~~~~

宿に泊まれる!
宿に泊まるのだからそんなに早く寝る必要もないのだが、我々の身体はすでに山対応状態になっており20:00には就寝。

▽2日目
【宿~苗場プリンスホテル前…ドラゴンドラ苗場駅~ドラゴンドラ田代駅…神楽第5リフト終点(11:30)…神楽ヶ峰・中尾根分岐…神楽ヶ峰(13:00)…神楽ヶ峰・中尾根分岐(13:30)…中尾根…神楽ゴンドラ山頂駅(15:00)…みつまたステーション(16:10)】
起きる。食堂で朝食を頂く。
朝ご飯を炊かなくて良い。なんて素晴しいんだ!

今日も今日とてスキー場へ。
苗場スキー場から神楽へ、ドラゴンドラに乗り移動。滑る。リフト。滑る。リフト。滑る。リフト。
計2時間くらいかかった。遠い。

神楽第5リフト終点で太田口と合流。
シールを付けて、山頂をめざし登っていく。
私たちのほかにも、登って行く人は多く、ボードを担いでいる人もいた。

山頂と中尾根方面との分岐から先はトレースは激減。皆中尾根の方へとそれて行き、
わざわざ山頂まで行く人は少ない様である。

トレースは見えないが、稜線上を歩けばよいのでそれほど苦労せずに、進んでゆく。

そろそろ、神楽ヶ峰山頂というところで急斜面が現れる。急斜面とはいっても高さ2~3mほどの段差であるが。
先頭の八木が登った後、太田口が続く。
バシ、バシ……ズルーズルー…ガッガッ…ズルー
板が滑ってしまい斜面が登れない太田口。

いっそ板をはずしてツボ足で登れば?と提案し
ツボ足で登ることにした太田口だが、板を外した途端50cm程雪の中に沈んだ。
おぉー。そらぁー、これだけ新雪が積もっているなかでー、板を外したらー、そうなるよなー。
と他人事のように思った。
提案した時には、沈むことについて特に考えていなかった。

太田口の奮闘をのんびりと眺め(応援し)、しばし休憩。
10分くらいかかりましたかね。
何とか登り終わったあとに続いて登る。
確りと踏み固められているので楽々と登ることができた。

さてあとどれくらいで山頂に着くかな、と思ったら50m先がもう山頂であった。
そろそろだとは思っていたが、これほど目の前だとは思ってもみなかった。

>山頂にて
P2220285-.jpg

先ほどの分岐まで引き返し、北に進み中尾根へ。
一番後ろで皆が滑っていくのを確認しながら、滑ってゆく。
尾根の上を滑り降りていくはずだったのだが
太田口と尾高はなぜか尾根沿いではなく南側の斜面を下りて谷の方へ行ってしまった。
何故だ。
登ってこいというのも酷な話なのでそちらへ滑り降りてゆく。

その後も一番後ろで見守りながら滑っていく。
太田口が木の下でスキー板が不可思議な角度で雪に刺さって埋もれていたり、
遠目に見て段差があるんだろうなぁ、と思われるところにそれなりのスピードで滑っていき突然視界から消えたり。(案の定転んでいた。)

そんなかんなで、ゲレンデ到着。
私と尾高はレストランで休憩。
八木と大田口は先に滑って下りていくとのこと。

休憩後、延々とした間で滑り続ける。
1時間滑りようやっとバス乗り場へ。
バス乗り場に到着が16:10。
苗場スキー場、神楽スキー場連絡バス最終バスが16:30。実にギリギリであった。
バス待ちの列に並び待っていると、16:25頃に先に降りたはずの八木・太田口があとからやってきた。
太田口はここでお別れ。
湯沢駅までバスで行き。その後電車で東京へ。我々は神楽へ帰り、スキーバスで東京へ。

▽まとめ
もともとの予定では、1日目は神楽ヶ峰~中尾根、2日目に、霧の塔~雁ヶ峰へ行くつもりであったが、天候の関係で半分しか達成できなかったことは残念である。
まぁ、それでも一昨年のリベンジは果たせたのでそれは良かった。

そういえば、太田口は我々と合流する前日、越後湯沢駅でテント張って寝ていたそうだけれど。寒くはなかったのだろうか。雪洞よりは、寒くないのだろうけども。
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根子岳 山スキー 2014/02/07-09

 2014-02-10
筆:夏目(B1)
CL八木(B2) SL藤永(B2) 野口(B1) 夏目(B1)

2/7 大岡山→日本ダボスホテル山喜荘前(バス中泊)
2/8 奥ダボススキー場(6:10)...避難小屋付近(9:40)...根子岳西尾根(2000m付近 ; 11:20)...[滑走]...避難小屋付近(13:00 ; テント泊)
2/9 避難小屋付近(7:00)...根子岳(10:30)...[滑走]...奥ダボススキー場(13:10)



【0日目】
僕は山スキーの存在を知って以来この日を心待ちにしていた。
とてつもなく高い兼用靴を買ってもらい、スキーとビンディングは山行直前まで安い店を探して駆け回り手に入れた。
スキーの腕が著しくなまってはいないことは野沢温泉のスキー合宿で確認済みである。
野口はほとんど初めてのスキーで正直不安だったが、まぁ野口なのでなんとかするだろう。
経験豊富な八木先輩に連れられて、他三人の不安だらけの山スキーデビューとなった。

装備の購入やらペミカン作りやらで、冬山への出発は毎回慌ただしい。
冬山必携のアイゼン、スコップなどに加え、スキーやブーツも持つものだから恐ろしい大荷物になった。

池袋で数多のスキーヤー、ボーダーと共にバスに飛び乗る。
火曜が祝日だからか、やたらと人が多かった。



【1日目】

バスの中で叩き起こされたとおもったら、我々4人だけが雪の降るゲレンデに放り出される。
寝起きで混乱したままブーツを履きシールをつけ、気づいたら歩き出していた。

シールとTLTの威力を痛感しつつ動いていないリフトの下を登っていく。





避難小屋を通過した頃からか、かなり雪が強くなってきたが、このあたりの道には点々と看板が設置されていて、道迷いのリスクが無いのである程度無理を押して登っていった。

が、ポリタンは注ぎ口が凍ってるし、八木先輩はザックのバックルが凍りついてザックを下ろせず転んでるし、
スマフォはふところに入れていたはずなのに、寒さでもの言わぬ箱になっていた。

吹雪自体はゲレンデで経験のある程度だったが、視界がホワイトアウト寸前。
下界ですらドカ雪が降っているのだから仕方ない。

天気が回復する兆しも無いということで、撤退決定。

避難小屋に向けて、看板を見失わないよう細心の注意を払いつつ下る。


予期せず始まった初滑走であるが、吹雪とゴーグルの曇りで必要以上にスリリングだった。
ゆるいパウダーの斜面ではターンを決めようと試みたが、外足に加重をかけると沈むためまともに曲がれなかった。

野口は数メートル毎に転び、転ぶたびに15キロ超のザックを担いだまま起き上がらなくてはならない。
楽しむどころか明らかに苦しそうであった。

ズタボロになって避難小屋に転がり込んだ頃には、登るのに要した時間以上が経過していた。

避難小屋で体制を立て直すと、その付近にテン張る。
富士山の時と違い、雪質が柔らかいのでテントの張り方も全く異なる。

暴風壁を作ったりテントの隅を雪で埋めたりと結構楽しかった。

夕飯までの時間に、ビーコン捜索と埋没訓練をする。


死ぬかと思った。


夕飯は雪山恒例のペミカンカレー。
このペミカンはいつも通り部室で夜なべして作ったものだが、その途中で僕が寝落ちして、
無関係な神宮司に何の解説もせずに押し付ける形となったものであった。
結果バター不足で少々こげっぽいペミカンカレーが仕上がってしまった。
富士山ではあんなに美味しく感じたペミカンだったが、油っぽさが苦痛でしかなかった。

4テン4人は狭かったし、寒かった。


【2日目】

相変わらずの曇り空。

昨日登った斜面を再び登る。
天気が良かったこともあり、比較的スピーディな登高だったが、藤永先輩はブーツのサイズがあってないようでつらそうだった。
急斜面でのキックターンも一度失敗すると崩れやすい斜面になってしまい、後続も苦労することに。

しかし、割とすんなり頂上までたどり着いた。



冬のピークはこれが初!


本来は四阿山まで縦走の予定だったが、今日中に下らねばならないので、根子岳の沢を滑る。
ここからが本番である。
ゴーグル問題も解決したので、今回は下りを満喫することができた。

バーンとパウダーがいりまじる斜面で、切り替え点を見極めないと確実にそこで転ぶ。
パウダーが心地よい分余計にたちが悪い。
ここまで滑りにくい斜面は後にも先にも根子岳だけだ、という感想を抱いたのはここが初スキーだったからというだけでは無いだろう。

後半は慣れてきて野口の転ぶ位置を予期できるようになってきた。
野口自身も転ぶとわかっているだろうに、制動をかけられないから突っ込むしかないのだ。かわいそうに。



スキーは外れて捨ててもおけず。
野口は唸りながら立ち上がる。


僕は八木先輩に習って後傾で滑ることを覚え、すっかりパウダーのとりことなってしまった。



ゲレンデから流れる曲が聞こえてきたときは心底ほっとした。

その後、おしゃれなスキーヤーボーダーに混ざってゲレンデで食事をして、近くの温泉で野口の愚痴を聞いて、大岡山に帰還した。


【まとめ】
山スキー自体は楽しかったが、冬山の負の側面を多く垣間みることとなった。
しかし雪山に対する危機意識を持つという点で実りの多い山行になったということでもある。


そして野口は山スキーをやめた。  おわり

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