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リハビリ山行 御前山 2013/02/24

 2013-02-26
筆:藤井
CL:藤井 装備:藤永 医療:太田口

山行目的
大変だ村松の意識がはっきりしない、起こしに行こう。


さて今回の山行は、そもそも、3月中旬に行われる里ワンというイベントのために企画したものである。
俺ら一年組は九州横断を企画しており、こんな訛りきっただるだるの体ではいけないだろうということでリハビリのつもりで山に行くことにした。

これは建前である。

ほんとは、上記山行目的を達成するためである。というのも、村松は
~中略~
さて、こんな村松を見て、来るべき里ワンに不安を抱かない人はいるだろうか、(いやいない)。ちょっと鞭をいれてこよう、というわけで山行を組んだのである。自分で自分をほめてあげたい。

ここまででどれほどの人が真実を見抜けただろうか。
結果からいえば、奴は来なかった。体調不良(だるい)だそうだ。
なんも言えねえ(泣)


2/24
武蔵五日市駅着7:00→宮ヶ谷戸着8:40頃...御前山山頂11:50...境橋14:00頃

いいバスが見つからず、駅に着いてから40分間バスを待って、それに乗って行く、予定だった。太田口が電車に乗れていれば。山に行くときは部室発かステ寝しかないのか。東工大に現地集合は無理なのか。どうして東女のように現地集合が機能しないのか。
おっといけない。とにかく8:10かそこらで太田口と合流し、タクシーで宮ヶ谷戸に向かう。

「御前山登山口まで6キロ」とかいうおかしな看板があったが、まあここが登山口だろう。坂道を上る。あれ、きつい。こんなにも訛っていたのか、と思いながら、上る。もともと体力がなかったのでは、というツッコミは受け付けない。
しばらく行くと、平坦な道がでてくる。ありがたい。そういえば天気がすごくいい。なんだか気持ちがいい。
P1020833_convert_20130226102248.jpg
小屋を見つけた。なんだろうと近づいてみると「SAWANOBORI JPN」という表札が。なんだこれーと言いながら、先へ進む。行き止まりになってしまった。どこかで道を間違えたのだろうか、と引き返すと、「SAWANOBORI JPN」の手前に道らしきものが、結果その道が正規ルートであった。トップにあるまじき失態。小屋に気を取られた。不安に思ってしまう道だが、少し行ったところで、看板のお墨付きがもらえる。
気を取り直して進む。この辺は、坂がなくて、山登りって楽しいものなのかも、と思えるところである。
P1020838_convert_20130226102440.jpg
突然、目の前に keep out 立ち入り禁止 の黄色いテープが見える。びっくりしたが、何の問題もなかった。わきのほうに道がつながっていたのである。
おんなじような道が続き、記憶がない。ところどころ休憩を取る。ひたすら快適だった。
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山頂に近づくにつれて、次第に雪が多くなってきた。軽アイゼンをつけるほどでもないだろう、と避難小屋の分岐まではそのままいくが、そろそろつけるか、となる。実は軽アイゼンとは何かいまいちよくわかっていなかった私は、12本爪のガチアイゼンを持ってきたのでした。藤永太田口にバカにされる。しかし安定感抜群。
頂上にたどり着く。天気がいい。そんなに寒くない。
P1020851_convert_20130226103107.jpg
藤永が体を鍛えた後は顎を鍛えるんだ!!といわんばかりに固いチョコバーを食っている横で、チロルチョコを食べる。
写真を撮り、下山を始める。
流石は十二本爪。ふつうの夏山より快適な下山を演出してくれる。足場が雪でならされているからね。
ガションガションと下っていく。後ろからひょこひょことついてくる。なんという優越感。
下りはノンストップで下りていく。
最後のあたりは雪がないと見せかけて、実はある。みたいなフェイントを食らった。アイゼンめんどくせえ。藤永の軽アイゼンがしょっちゅうとれる。
なんだかんだ言っているうちに、林道に着いた。バス停まで歩き、遅めの昼飯を食べ、電車に乗り、太田口は寝て、俺らは(一言でまとめるなら)理想気体の話をした。

こうして初のリーダー山行は終わった。
時は流れ、季節は移ろい、村松は起きないのである。里ワンが不安だ

注)本文中に愚痴っぽい箇所がいくつかあるが、気にしてはいけない。
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山スキー&雪洞泊 上州武尊山 2013/02/09-10

 2013-02-15
筆:八木(B1)
メンバー:鈴木(M2)、石井(M2)、尾高(B2)、太田口(B1)、八木(B1)

この山行、内容の割に妙に長かった。何から書き始めよう。

冬山をやる1年生の必修事項として、雪訓と雪洞堀りがある。とりあえず雪訓は終えて、次は雪洞堀りだな、というところで鈴木先輩が山スキーに連れてってくれるという。仮にも試験期間中だったのだが、喜んでお世話になることに。行き先は上州武尊(ほたか)山。「ほたか」と聞いて驚いたのはお約束。

金曜日の夜、いつも通りあわただしく準備。鈴木先輩と石井先輩は出発直前にもかかわらずシールを切っている。あれで忘れ物が出ないんだから流石だなぁと感じる。終電で10月以来の沼田駅へ。

沼田駅前は既に雪が舞っていた。予定通りテントを立てて寝ようとしたところ、たまたま電話したタクシー会社の所長さんのご厚意で営業所に泊めてもらうことに。ステ寝自体は決して嫌いではないが、暖かい室内で足を伸ばして寝られるというのはありがたかった。冬だけに寝る場所の重要性をひしひしと感じる。

翌朝タクシーでOGNAほたかスキー場へ。天気も晴れ。まずはリフトで行けるところまで上ってしまう。しかし20kgくらいはあろうかという爆弾ザック付なので、リフトに乗るのもひどく厄介。できることならやりたくないものだ。


>重い

最上部についてシールを貼るのだが、そこには同じように武尊に登りに来た集団が数十人。ゲレンデをすべりに来た人より多い。皆スノーシューやスキーを履いてぞろぞろ登って行った。山スキー、山スノボをやる人がそれなりにいることを初めて実感する。ただ雪洞を掘って泊まろうなんていう物好きは我々以外いないようで、皆身軽そうな格好をしていた。正直うらやましい。

遅れて我々もゲレンデを外れて登り始めたのだが、進んでわずか50mというところでトラブル発生。雪を持ち上げて斜面を登ろうとするとビンディングが誤解放してしまう。どうも構造的なものらしく、鈴木先輩のドライバーでなんとか問題ない程度に補正。一度山に入ってしまったためトレース以外はふかふかの積雪、急斜面でリーシュ付の板を扱うのに四苦八苦。太田口は太田口でクトーを取り付けるのに大苦戦。他の人たちに颯爽と抜かされながらあっという間に1時間をロスする。何とも情けない。

気を取り直し登り始めるが、やはり太田口のペースが悪い。先輩方にキックターンや登るコツをとにかく教わる。抜かされた人たちの中には既に2週目、という人もいるらしい…愕然。前武尊に登頂したときにはすでに14時近くになってしまっていたので、ビバーク適地ではないが前武尊付近の斜面に雪洞を作ることに。


>経験不足の登り

いざ雪洞堀り、先ずは斜め下方向にとにかく掘っていく。本来は入口を狭く作るのだろうが、作業効率も悪いので入口から広く作っていった。掘り進めるだけではなく雪を外に出すことが大切なのをいやというほど思い知る。天気も良いので掘り進めること自体は精神的に楽だった。途中気象を取っていたら雪洞が完成。外も手袋を外したくない程度に冷えてきたのでそそくさと退避する。中は6テンより広いかと思われるビックサイズに仕上がった。


>雪洞堀り!!

ほぼ全ての荷物を取り込み、フライで蓋を被せほっと一息。帽子を外すも凍り付いてしまってどうにもならない。雪に触れて良いものと悪いものに気を付けながら物品整理。チューペットを凍らせて食べようと考えていたが、結局凍ってはくれず、とりあえず雪面に刺しておいた。こういう自由度は面白い。

続いて夕食、持ってくる鍋を間違え5人分作れるか不安がよぎる。太田口に声をかけても反応が鈍いので自分が米を炊く。自分ではやるべきことを理解しているつもりだったのだが、不手際をいくつか経てできたコメは芯がしっかりしている。あわてて水を加えて熱を加えなおす。一方ペミカンカレーのほうも自分が調子に乗ってラードを加えすぎたせいで水<油といってもいいくらいのカレーに。一応米もカレーも食べられる状態にはなったので鈴木先輩から「復活飯」の称号をもらった。今回は米を1人1合としたが、案の定食べても食べても食べ終わらない不思議に遭遇。具が足りなかったのはつらかった。今回のご飯は最終的に惨敗。皆疲れていたのでさっさと寝る。


>広いぞ雪洞

寝る場所は何となく決めたのだが、端を選んだ自分は足を伸ばせる長さがなく大苦戦。別に寒いという感想は抱かなかったのだが、寝心地は正直厳しいところだった。どうして冬山に来ると歯が疼くのだろう、ストレスだろうか。

翌朝。ふと見ると入口付近の高さが下がっていて、予期こそしていたが不気味に思う。シュラフも何故かかなり湿っていて冬山泊の難しさを感じた。朝食を済ませ荷物を取り出し、努力して作った雪洞を崩しにかかる。あっけなく崩れるのかと思いきや結構頑張らないと埋められなかった。


>流石に堀った量は多かった

とりあえず予定通り武尊山方面を目指し出発。樹林帯を抜けた後剣ヶ峰をトラバースしたのだが、太田口が明らかに辛そうで全く進まない。聞くとやはり膝が痛いらしい。この状態で登れるはずもないので撤退決定。ゲレンデ上部の十二沢を前武尊から滑ることにした。

十二沢はふかふかのパウダーが続く急斜面。斜度はきついが樹木も程よく少ないので四阿の時のようなストレスは少ない。とはいえザックをしょった状態でターンすることは困難でバンバンバランスを崩す。トップの尾高先輩などはよくわからないが派手にひっくり返りまくっている。予め聞いてはいたがやはり鈴木先輩がうまい。楽しそうだなーと思う。

>ずるずる降りる

一方大変だったのが石井先輩。最後尾の鈴木先輩と石井先輩を待つのであるが、待てども待てども降りてこない。振り向くと既に転んでいるのだ。結局前武尊からゲレンデに出るまで2時間ほどかかるという結果に。体力がかなりあると聞いている石井先輩も今回ばかりはバテていたようだ。

しかし、ペースさえよければ往復3時間とかからないコースにここまで時間をかけてしまっていたので、鈴木先輩は物足りなさそうである。自分も(その時は)そこまで疲れていなかったので不要な荷物を置いて2人で再度登ることにした。ラッセルをしてくれる鈴木先輩にやっとの思いでついていく。途中ラッセルに挑戦したが、一歩進むとすぐずり落ちてしまうので全く進まず、先輩のすごさを思い知らされた。本当は急斜面の上に出たかったのだがタイムアップ、再滑降。

2回目は荷物が少なかったのでバランスもとりやすく、思い切って下りて行ったのが功を奏したのかすいすい滑り降りる。さすがに鈴木先輩のようにはいかないが、ふかふかの斜面を突き進む快感を味わうことが出来た。ゲレンデに出てからもストックの使い方を教わりつつ皆と合流。スピード勝負もしたがチキンな自分は速度を全く出しきれず当然敗北した。

下りた後は温泉!のはずなのだが、聞くとここから5kmもある。車で来た我々はあきらめざるを得ないところのはず、なのだが…鈴木先輩の「歩こう」で行くことが決定。途中までスキーで降りれたのだが、降りられる終着点に達することに自分の体力、気力は限界を迎えていた。もう下山したじゃん…

そのあとはスキーを背負って兼用靴でただ歩く。途中まで尾高先輩にスキーを背負ってもらうもののそれでも足取りはふらふら。1時間半ほど歩いてボロボロの状態で温泉に着いた。ここまでして入る温泉ではないと強く思った。


>死にかけ

さて温泉につかった後、先のタクシー会社さんにまたお世話になる。運転手さんがまたきさくな方で我々の知らない東京の地理を熱く語ってくださった。別にタクシーにしばしば乗っているわけでもないが、都会より概してきさくな方が多い気がした。沼田に着いた頃には21時を回っていた。

帰りは鈍行で帰れないので新幹線を使って部室に戻る。折角の新幹線なのにザック+スキー一式はやはり精神的に落ち着かない。日付が変わったころに部室について、尾高先輩を除く4人でそのまま飲み屋にいって、3時半にようやく山行を終えたのだった。

◆まとめ
OBの先輩方に技術面、金銭面ともにお世話になり続けた山行だった。いくらか出してもらってもお金が吹っ飛んだので精神的に悪かったのだが、2回目の山スキーにして楽しさを感じることが出来た。自分も数年後にはそういう余裕ができるのだろうか、はなはだ疑問だ…経験を積むよりない。
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冬の馬頭刈山、大岳山単独行 2013/01/26

 2013-02-01
筆:八木(B1)

この前の山スキーで完バテしたこともあって、無理なくいける低山でトレーニングをしてきた。
一応参加者を募ったのだが、結局1人。よく考えてみると人生最初の単独行である。

コース選定だが、人がたくさんいる山はあまり好きでないので、奥多摩のやや奥まったところにある大岳山を目標に、道のりの長い馬頭刈(まずかり)尾根から登ることにした。下りはせっかくなので御岳に降り、交通費を節約する意味もかねてロープウェイを使わず青梅線沿いまで自分の足で降りることに。

さて当日、バスで登山口のある軍道に向かう。バス停には意外にも10人ほど他の登山者が並んでいたが、軍道で降りたのは自分1人。標高差もあって、やはりマイナーなコースらしい。

先ずは急登を登って一気に馬頭刈山に向かう。暫くは雪もなく、冬だというのにびっしょり汗をかいてしまった。700mを超えたあたりから雪が目立ってくるものの、この辺は夏山と何ら変わりない。バランスをとるためにストックを取り出す。

1時間半かけて馬頭刈山登頂。またも完璧に晴れていたので展望はばっちり。付近の山もうっすら雪が見えて綺麗である。ここまで下りの足跡はあったが登りは全くなかった。

続いて長い尾根をひたすら進むのだが、雪が全くないところがある一方凍った個所や30cmほど積もっている箇所もあるなど変化が激しく、若干進みにくい。昼前に大岳山に着けると勝手に思っていたのでやはり遠く感じる。

これといって特筆することもなく気楽な山歩きを楽しみながら大岳山荘に到着。山荘から山頂までは想像以上の急登で岩場も多かった。山荘は閑散としていたのが山頂に着いたらやや遅い時間にもかかわらず30人ほどもいた。普段と違ってそこまで写真を撮る気分でもないので他のパーティーの集合写真を頼まれるなどして少しゆっくりしたら軽アイゼンをつけて下りることにした。

アイゼンは右も左もわからなかった2回目の山行以来なのだが、改めて装着してみるととてつもない安心感だ。他の登山者とは違い今日はふもとまで下りたかったので追い越しながらただただ下る。とはいえ御岳までの急な下りはなかなかスピードを上げるわけにもいかず、雪上歩行慣れしなくてはと思った。

御岳「山」と聞いていたので少し登れるのかなぁと実際に行ってみたところ、神社=山といった感じでたまげてしまった。ナルホド。付近には売店が立ち並んでおりすでに下界の様相を呈している。この時点ですでに15時。日も落ちてきたので足早に抜けた。

あとはふもとの丹三郎まで全力で降りるだけ。奥多摩の山はこの最後の下りさえなければいいのに、と思う。最終的に下りたのはすっかり夕方の16時半。結果として行動時間7時間半とトレーニング的には良い感じであった。古里駅まで歩き、コンビニのから揚げをほおばりつつ帰途についた。

◆まとめ
よくよく思い返してみると雪上の歩行は甲武信以来で、全く経験がなかった。相変わらず下りが危なっかしいので、姿勢の取り方を工夫したい所。後は体力さえつけば…やはり奥多摩はアクセスの良さが魅力なので積極的に山めぐりしたい。
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