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里ワン  しこくのはしからはしまで 2012/03/03-08

 2012-03-30
筆:吉田(B1)
大久保 尾高 黒澤 私

里ワンとは、
里ワンとは、里をワンダーすることである。
すなわち、スタートとゴールを定めて、あとは自由気ままに歩くだけ。
至ってシンプル。しかし、故にいろいろ起こるのです。

今回は四国を(瀬戸大)橋から(しまなみ海道の木島海峡大)橋までを歩くことにしたのです。
端から端に非ず。

0日目
尾高は先に京都に旅行に行っているので、部室に3人集合。
新宿から夜行バスで四国へ。明らかに手荷物の制限サイズを超えていたため、びくびくしながら 乗り込むが、
(重さ10キログラム、総容積0.3メートル立方、長さ1メートル以内。)
快く、載せていただいた。流石にトランクルームには入らなかったようである。
JRバス流石。
1日目
07:00寝心地抜群の夜行バスから降り、スタート地点の瀬戸大橋記念公園まで歩く。
が、ここで最初の想定外。
瀬戸大橋記念公園が想像していた以上に遠い。あまりにも遠い。
荷物をどっかその辺においていこうかと思いました。
なんだかんだ、2時間くらいは歩いたんじゃないかなぁ。

瀬戸大橋記念公園で尾高と合流。
写真を撮りついに、里ワンスタート。波乱の幕開けである。
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>スタート地点瀬戸大橋記念公園にて。

丸亀市内を通過。
いたるところにうどん屋が。流石うどん県。とりあえず、あちらこちらよってみる。
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何やら城が見える。ばかと何とかは高いところに登るらしい。そして、山なんか登っちゃう僕らは、いうまでもなく前者です。というわけで、丸亀城の上まで。
西の方を見ながら、今日ってあの山の向こうまで歩く予定なんだよなぁ。
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>丸亀城門にて。

途中のスーパーで晩御飯を買い、

・てくてく歩く。

そして夕方、本日の目的地の道の駅の近くに来たので、すれ違ったおばあちゃんに道の駅の場所を確認してみる。
曰く「ここからだと、2㎞はある。」とのこと。
2km。ここまですでに20㎞以上歩いてきた私たちの前にその距離は目と鼻の先です。
  
が、其処からが長かった。
うん、まぁあの言い方だと2㎞以上あるって意味になりますよね。
嘘は言ってなかったですね。勝手にあと2㎞だとか思った俺たちの自己責任です。
でも、倍はありましたぜ。
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>ぐったりとする黒澤
363-.jpg
>今日の幕営場所

途中スーパーで材料を買った晩ご飯は麻婆茄子と刺身。
テント内で刺身を食べる日が来ようとは思ってもみなかった。
刺身を買うはこれ以降里ワン中恒例となるのだった。


2日目
朝ご飯は私の持ってきたおしるこ。しかし、おしるこは、好評不評の差があることが判明。腹持ちがよい、しっかり糖分がとれる、調理簡単でよいと思ったのだけれど。

ザックを持つと驚くほど軽い。あんこと餅が重かったのか……。
せっかく四国に来たのだからということで88か所のうちの一つ本山寺に行く。


当てにしていた温泉がない。というか岩盤浴になっている。一同絶望。
小僧寿司にて最寄りの温泉の場所を訊ねると快く教えて下すった。最寄とは言ったがそんなに近くはない。
温泉目指してひた歩く。海沿いかなり遠い。が頑張る。
温泉に行く途中、小山の上に神社&展望台があった。

馬鹿と何とかは、高いところに・・・(以下略)。
というわけで登ってみる。
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>銭型 砂芸術
寛永十年に作られたのがはじめだそうです。詳しくは琴弾公園 銭形でググってください。
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待ちに待った温泉。二日間の疲労をいやす。
温泉の力は偉大だ。

今日の幕営は公園。屋根つきの四阿にテントをはった。
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3日目
ありがとう、うどん県。こんにちは蜜柑の国。
お世話になった香川県を背に、僕らは愛媛県へと足を踏み入れる。

海沿いの道を潮風を浴びながら歩く。天気さえよければ、向こう岸、本州が見えるそうなのだが天気が悪く見えない。

行く手に何やら小高い丘とその上に城の姿が見える。
またしても、馬鹿と…(以下略)
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>市街地を歩いているはずなのだが、なぜか毎日丘を登っている気がしてならない。

道の駅にあったうどんやが最後であった。以降うどん屋がなくなった。今まで昼食をうどん屋に頼り、愛媛に入ったからと言って急激にうどん屋がなくなるわけもあるまいと高をくくっていた、私たちは昼飯を求めてさ迷い歩く。結局コンビニ飯。更には雨である。
この日の午後はテンジョンだだ下がりであった…。

夕方 ずっと先行していたため、後続を待つ間、すすきが原という桜の名所へテント張れるかどうか偵察。
小林一茶も名所として訪れ詠んでいるような場所で泊まれそうにない。
ついでなので、名所を堪能する。ことができればよかったのだが、雨も降る中、まだ咲いてもいない桜の枝を鑑賞できるほどの余裕はなかった。
絶望感が凄まじい。
なんとかその先にあったスポーツセンターまでたどり着きテントを張る。

4日目
朝、濃霧の中を歩き始める。基本的に国道脇を歩くため結構怖い。

一日中左手に石鎚山あたりの山々を見ながら歩き続ける。
あれが石鎚山かぁ。登ってみたいなぁ。とか考えながら歩き続ける。
ひたすら国道沿いの道を歩き続ける。
4日目ともなると、歩くのに慣れてきて、歩いている最中の記憶があまりない。
なんかいろいろあった気がするのだけれど。
まぁ、いいや。

夕方、川沿いの公園にテント設営。
親切なおっちゃんが通りかかり、「瀬戸大橋から歩いてます」と説明すると
心配され『うちに泊まるか?』とありがたいお誘い。
一同言葉が出ない。頭の中で『泊めてもらおう』『いや、でもそれいいのだっけ』『でも断るのもなぁ』といった思考が駆け巡る。結局、気持ちと、飴ちゃんだけありがたく頂戴し幕営する。
今にして思えば泊めてもらえばよかったかなぁ。
夕食はちらし寿司。
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5日目
目的地を定め旧道を行く組(私と尾高)、最短コース組(大久保と黒澤)に別れ歩く。更にどっちに行こうかで、尾高
と別れる。

暫く一人で歩き続ける。
んー、特筆すべきこと特になし。
高い山がある地区も越えてしまったし。海が見えるわけでもなく。

広い畑にて最短コース組と合流。
みかん直売所にて尾高とも合流。

海が一望できる峠の温泉にはいった。
温泉は偉大だ。温泉がなかったら途中であきらめていたに違いない。

今治市街直前で
神社の裏の公園にテント設営。
テント張ったところに野良犬がいついていた。
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夕食はレトルト。近くにスーパーが見当たらなかったのだから仕方がない。

6日目
ついに今治へ到着。ここから糸山公園まではあと少し。

馬…(略)
ではあるものの、今治城をスルー。お堀が海に通じているという珍しい城で、堀には魚が泳いでいた。
釣りをしようかと思ったくらいであるがやはり釣り禁止であった。
波止浜駅に荷物を置き去りにし糸山公園を目指す。糸山公園も山の上にあり登るのつらい。
そして、ラストスパート。目的地糸山公園までダッシュ。
今になって考えてみると、何故走ったのだろうか。まったくもって不思議です。
そして、遂に終に到着。ちなみに一着尾高でした。
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>糸山公園にて里ワン終了を祝して。

こうして私たちの里ワンは幕を下ろしたのであった。
しまなみ海道の方を見ると中学生がしまなみ海道を渡っていた。歩いたらさぞ気分がよいのだろう。
いつか歩いてみたいものだ。


今治から松山へ。
宿(屋根と壁があるっ!)に荷物を置き、道後温泉。とんでもなく歴史を感じる外観。
打ち上げは、おいでんかという居酒屋?料理屋?
宇和島風鯛飯うまかった。

文章にするにあたり適宜書かなくてもいいかなぁと思うところを独断で省略してあります。
辛かったことなどなかったのです。異論は認める。
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山スキー 神楽ヶ峰 2012/02/17-19

 2012-03-18
筆:吉田(B1)

CL:鈴木(OB) 人夫:尾高(B1) 吉田(B1) (敬称略)

山スキー第二弾!!
前回の四阿山では、テント泊であったので今度は、雪洞に泊まることに。
雪洞に泊まるということは、つまり雪の中に眠るというわけで。どう考えても寒いではないかと思っていましたが…。

▽0日目
【部室集合→大岡山→鈴木先輩車→越後湯沢駅】
今年の雪は20年に1度の大雪&直前までも吹雪くという天気予報で矢野先生のアドバイスを受け、緊急ミーティング開催。
その結果、目的が、基礎山スキー訓練&雪洞訓練から、雪洞堀りに変更。
つまり、遠路はるばる越後まで雪洞を掘りに行くのです。
練馬あたりから、前が見えにくいほどの雪が降っていたりして、流石20年に1度の大雪と感心。
そして、関越トンネルを通り抜けると、積雪が1m超。
越後湯沢駅近くの駐車場でテント立てて、4:30~8:00しばしの睡眠。

▽1日目
【越後湯沢駅→かぐらスキー場】
スキー場駐車場では、案外雪も風もなく、もしかしたら登れてしまうのではという期待を胸に、リフト券を買い、リフトを乗り継ぎ頂上へ。
頂上はひどい吹雪。登山道はもちろん閉鎖。この雪の中を行くと遭難間違いなし。
諦めて数回滑るが雪が強すぎて前が見えず。

スキー場のすぐ横に雪洞を掘るわけにもいかないので、邪魔にならないよう、中尾根(のスキー場からは死角となる位置)までスキーで登り、

そして、今回のメインイベント…雪洞堀りっ!!!
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掘り続けること3時間。
ついに…雪洞が完成。
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雪洞の中は案外暖か。四方は雪の壁なので触れればもちろん冷たいのだけれど。
晩御飯ははキムチ鍋。キムチ鍋の暖かさに癒される。幾分残ったが明日の朝御飯に。
夜何度か、半身が雪に触れていて、寒さで目が覚めました。

▽2日目
【かぐらスキー場】
昨日とは打って変わって快晴。朝飯は昨日の残りの鍋+餅。朝から肉は喜ばしい。準備完了後、昨日頑張って作った雪洞を崩します。
DSCF0930.jpg


そして正規コースへ。其からは、スキー練習。パラレルターンを特訓。少しは上手くなりましたが、新深雪上だと全く通用しません。
普通に滑る分には尾高よりも上手く滑れていると思うのですが、新雪上だと遥かに下手。
ビビり、もとい、堅実な性格が災いしているのでしょう。
昼まで存分に、練習し今回の山行は終了。
駐車場まで下り、温泉へ。

いよいよ、次回は山スキー合宿の予定です。
スキー技術もう少しないと辛い気がします。
とはいっても急にうまくなるわけでもなし、代わりに体力をつけておくことにします。
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山スキー@四阿山12/01/13-15

 2012-03-17
筆:尾高
CL:鈴木(OB) 人夫:尾高(B1) 吉田(B1) ゲスト:中山(OB) (敬称略)

山スキー第一弾!ということで、冬山の活動を決めかねていた去年の秋頃が思い出される。自分としては、あまり乗り気でなかった冬山。なぜかといえば決まっている。千葉県生まれの千葉県育ちの私にとっては、それはもう寒くて過酷なイメージしか持てなかったからだ。まあ、それでも結局ヤッケを買ってしまった時点でいく覚悟は出来ていたのだろうが。

0日目
初の雪山。久しぶりの山行。ということで、技術的にも体力的にも、不安なことしかなかった。足りてない装備の買い出しから、パッキング。半日があっという間に過ぎる。忘れ物が致命的になってしまう緊張感が嫌な感じである。ゲレンデスキーでストックを忘れて行った私はなおさら。そんなこんなでパッキング完了してみて思ったことは「荷物多っ」。夏山の比じゃない。四川でお腹を満たし、鈴木先輩と部室で合流し出発。あの荷物で山手線に乗る日が来るとは。新宿バスターミナルで中山さんと合流した。夏の沢以来であるが、この日もサンダルであった。バスに乗り込み不安と期待を胸に眠りにつくのであった。

1日目
朝5時くらいだっただろうか。着きましたと声をかけられ、ものすごく寝起きのままバスを降りる。外は真っ白。夜明け前の寒さに襲われる。正直、ここが1番寒くてやっぱり来るんじゃなかったとか思ったりした。とりあえず、着替えてみるとそこまで寒くない。準備を済ませタクシーが捕まらなかったため、登山口まで10キロの道をスキーを履いて歩く。3時間半。スキーに慣れるという点では良かったが、なかなかしんどかった。というか、これが無かったら結構あっさり終わっていたのではなかろうか。途中で、シールをつけてその効力を実感したり、凍傷にならないようになど、色々教わりながら登っていく。学ぶことしかない。
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やっとのことで登山道着。近くの宿のおじさんに歩いて来たと言ったら、日本もまだまだ頼もしい的なことを言われ、いよいよ出発。天気は青空が覗いてきている。積雪50センチ弱の新雪をスキーで踏み固めながら進む。朝のひっそりした冬の林の中を一列になって行く。夏山にはない静けさだ。
トップを順番で交換しながらやって行くが、消耗が激しい。当然だが、歩きづらい。トレーニングをしないと快適な山行は出来ないと実感した。
林道を抜けると牧場の一面の真っ白な平原が広がっている。しかし、登りは続く。さすがの雪山、景色が変わらず何ともしんどい。傾斜がきつくなってくると、雪をしっかり踏み込まないとずるずる滑ってしまう。なかなか苦戦。キックターンも習うが雪に足を引っ掛けてしまう。うーん、慣れないといかんな。疲れてペースダウンしながらも、祠近くのビバーク地へ到着。
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雪洞を掘れるほど雪がなかったので、テントを張ることになった。雪をどかして、踏み固め、ツボ足でも沈まないようにしていく。天気が良かったから、スムーズに済んだものの吹雪いていたら大変そうな作業だった。
ここから本日のメインイベント雪上訓練だ。ビーコン探し、埋没訓練、滑落停止、キックステップ、ピッケルの使い方等、レクチャーしてもらった。ビーコン探しでは吉田くんが先に見つけた。近くには行けてもなかなか見つけられないものである。埋没訓練は埋めてもらった。雪って想像以上に重い。雪崩にまきこまれるなど、考えただけでぞっとする。滑落停止、キックステップの練習をしてテントに戻る。
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 水を作って、久しぶりに山カレーを食べて、お酒を飲んで、山の歌を中山さんにレクチャーされて就寝。歌は忘れてしまったが、この時初めて食べた鮭とばの味は一生忘れないだろう。

2日目
6時起床の予定が寝坊して6時30分起床。思いのほか寒くなく良く眠れた。少なくとも自分は寒くて目が覚めるようなのとはなかった。急いで準備して、要らないものをテントにデポして出発。ザックが軽い分か順調に登っていく。天気は晴れ。振り返ると意外に高度があって眺めがよい。少し元気がでる。傾斜がきつくなってくるとスキーを大きく前に出してしっかり雪を踏んでいかないと滑ってしまう。自分は何度か転んで新雪に埋まったりした。尾根に出ると風が強く、木も凍って樹氷に、空気中の水分もダイヤモンドダストになっている。まさかこんなものを見るとは一年前のこの日(つまりセンター試験二日目)思ってもいなかっただろう。ピーク前の傾斜を乗り切り、ピークである。ダイヤモンドダストが舞い散る中に見た夏山にはない厳しさが印象的だった。天気が良かったのは本当に幸運だった。
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 いよいよ下山だ。スキーで苦労して登ってきた道を一気に滑っていく。少々悲しい気もするが、それ以上に気持ちいい。新雪の降り積もった山の斜面を木々をよけながら滑る。滑れるかかなり不安であったが、ゲレンデスキーの練習の甲斐あって何とか滑れている。それに転んでも新雪なので、埋まるだけである。(起き上がるのは大変な苦労)
テントを回収してさらに滑り降りていく。下山が楽でよかった。一度、雪庇にはまったりもしながら、山スキーを堪能した。
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無事下山し、タクシーも捕まり、温泉に入り、乾杯し、帰宅した。(温泉をこの日ほど極楽に感じた日はない)
初の冬山は天気に恵まれ気持ちよかった。

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