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東工大ワンダーフォーゲル部にようこそ!

 2037-01-01

東工大ワンダーフォーゲル部では、夏山縦走、沢登り、岩登り、冬山縦走、山スキー、自転車ツーリングなど多岐にわたるアウトドア活動を行っています!活動の自由さが魅力です。部室には自作のクライミングウォールもあります!
興味を持った人は第1食堂隣りサークル棟1A2階の部室までどうぞ!
メールはtsubakura2999あっとgmail.comまで。
Twitterもよろしくお願いします。
新入生の方はこちらへ!新歓用ホームページです!!!→東工大ワンゲル部新歓用

新歓チラシ2015新歓チラシ2015
(クリックで拡大)

↓以下から活動記録をご覧いただけます↓
2018年度山行一覧
4/21~4/22 新歓山行雲取山 from 三峰
4/21~4/22 新歓山行雲取山 from 鴨沢
4/28~4/29 三つ峠
5/12 丹沢歩荷
5/27~5/28 トレ山@金峰瑞牆
6/9~6/10 トレ山@南八ヶ岳
6/9~6/10 トレ山@八ヶ岳
6/9~6/10 トレ山@大菩薩
6/9~6/10 トレ山@石鎚山
6/17 沢登り@葛葉川
6/23~6/24 トレ山@鳳凰三山
6/23~6/24 トレ山@那須岳
7/14~7/15 トレ山@甲斐駒・仙丈
8/4~8/5 トレ山@白根三山
8/4~8/5 沢登り@ナルミズ
8/20~8/27 夏合宿@北アルプス(燕→立山)
8/27~8/31 夏合宿 大峯奥駆道
8/29~9/1 夏合宿@南アルプス南部
9/11~9/14 中央アルプス全山
9/19~9/21 東女合同ワン@八ヶ岳
10/19~10/21 1年ワン@尾瀬


2017年度山行一覧
5/20~21新歓山行@雲取山
5/27丹沢歩荷
5/27~28トレ山行@金峰瑞牆
6/10~11トレ山行@笠取飛龍
6/10~11東女合同ワン@金峰瑞牆
6/10~11トレ山行@男体女峰
6/17~18トレ山行@瑞牆金峰甲武信
6/17沢登り@モロクボ沢(西丹沢)
6/17トレ山行@那須岳
7/8〜9 八ヶ岳
7/8~9 トレ山行@谷川岳
7/15 葛葉川本谷
7/15~16 トレ山行@八ヶ岳
7/22~23 トレ山行@甲斐駒仙丈
7/22~23 トレ山行@北岳
8/12~8/13 劔岳
8/15~8/24 夏合宿 北アルプス全山
8/24~29 夏合宿(北ア)
9/18~20 東女合同山行
9/23,24 1年ワン(金峰瑞牆)
9/30,10/1 三つ峠(登攀)
12/2 ユーシン
2/24 元名石切道
3/21~22 屋久島
3/22~23 九州



2016年度山行一覧
4/9 リハビリ山行@丹沢
4/16 廃ワン@小河内線
4/23〜24 新歓山行@雲取山(三峰P)
4/23〜24 新歓山行@雲取山(鴨沢P)
4/30 源次郎沢
5/21 鳳凰三山
6/05 新入生歓迎丹沢歩荷訓練 (松本)
6/10〜11 甲武信岳
6/10〜12八ヶ岳全山縦走
6/11〜12 甲斐駒・仙丈 (益田)
6/18 東工大・東京女子大学合同山行@川苔山 (發知)
6/18 丹沢歩荷訓練 (中沢)
6/18〜19三つ峠・登攀訓練
6/25 丹沢縦走 (小林)
6/25〜26 奥日光
7/3 チャリワン神奈川~茨城
7/3 葛葉川本谷
7/09~10 三つ峠・登攀訓練
7/09~10 笠取甲武信
7/16~17 谷川岳馬蹄縦走
7/16~17 金峰・瑞牆山
7/23 チャリワン都内大学巡り
7/23~24 北岳
7/30~31 釜ノ沢
8/07 広沢寺・登攀訓練
8/11~12 万太郎谷本沢
8/14~8/20 夏合宿 北アルプス縦断 [前編]
8/15~16 中央アルプス
8/24~26 剱岳登攀合宿①(Cフェース剱稜会、Dフェース富山大他)
8/23~8/29 夏合宿 北アルプス縦断 [後編]
8/31 日帰り富士登山
9/8~9/12 夏合宿 大峯奥駆道
9/1~4 剱岳登攀合宿②(本峰南壁、北方稜線)
9/6~9/18 夏合宿 南アルプス縦走
10/15~16 一年ワン@金峯・瑞牆
10/22~23 1年ワン@尾瀬
10/22~23 お料理ワン
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8/4〜8/5沢登り@ナルミズ

 2019-02-21
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新歓山行雲取山 from 鴨沢

 2019-02-20
期間 : 2018年4月21日~22日
行程 :
1日目(4/20)
【起床 05:30~摩駅 06:05(鴨沢西行きバス、630 円)~鴨沢 06:44~堂所 09:10~ブナ坂 11:10
~奥多摩小屋 12:00(テント設営)~雲取山 13:20~奥多摩小屋 14:30(テント泊)】

2日目(4/21)
【起床 05:00~奥多摩小屋 06:00~七ツ石山 06:40~鷹ノ巣山避難小屋 08:40~六ツ石山分岐 10:40~
三ノ木戸山分岐 12:00~奥多摩駅 14:30】

メンバー :
CL記録:島村(B2)  SL医療:山本(B3)  装備:中山(B3)  気象:上野(B3)  食当:發知(B3)  装備:平田(B3)  岡崎(B3,ワンゲル1年生)  藤井(B1)

筆 : 中山



筆者(中山)は、この山行で前代未聞の、絶対にやってはいけない失敗をした。その償いとして、私から見たこの山行を克明に記そうと思う。


◆4/20(金)――0日目(移動日)――

今思えばこの時から異変の前兆はあらわれていたのかもしれない。


 いつものように夕方に部室に集合し、いつものように共装分けを済ませ、夕飯を食べ、奥多摩駅へ向けて部室を21:30ごろ出発した。相変わらず南武線は激混みだったが、立川で乗り換えた中央線は座れる程度には空いていた。特にすることもないのでスマホをいじっていると、この山行のCLである2年の島村から鴨沢PのLINEグループにメッセージが届いた。

「ボーっとしてたら電車を見送ってしまったので終電で着きます、すみません」

は?見送ったとは?素直に意味が分からない。疲れているのだろうか。

つまるところ島村は、乗るべき電車を目の前にしてホームに立ち尽くし、電車に乗れなかったのだ。様々な面で抜けていることが多い島村だったが、まさかこれほどとは……

 後で島村から聞いた話によると、島村は今までもしょんないミスを犯してきたそうだ。小学校の頃、島村のあまりの計算ミスの多さを心配した教師たちが、どうすれば計算ミスを減らせるか真剣に協議していたらしい。




メンバーが島村を一通り煽り終えた頃、今度は一人自宅から直接奥多摩駅へ向かっていた山本から鴨沢PのLINEグループにメッセージが来た。

「俺の隣でカップルが熱いキスを交わしてるんだけど、どうすればいい?」

 こっちもなかなか稀有な状況に遭遇しているらしい。山本のすぐ隣で熱々なカップルがイチャイチャし、さらには抱き合い、寝始めたらしい。おそらく酔っぱらったカップルが場所をわきまえず、盛りがついたのだろう。しかし、山本がいうには「AVの撮影です」と説明されれば信じてしまいそうだったという。




そんなこんなで奥多摩駅に着き、この日は就寝した。

この時まだ私は、自分が犯した重大な過ちに気づいていなかった。


◆4/21(土)5:30起床 ――1日目――


4月と言えど、朝方はまだ冷える。起きてあたりを見回してから、もう一度シュラフに包まり惰眠を貪った。




出発する前に共装の再分配をすることになっていたので、各々が持っている共同装備を並べた。私も部室から共装を持っていたのでザックを漁った。漁った。漁った。

(あっれれぇ〜、おかしいな〜。共装を入れた青いビニール袋がないゾ〜)

ザックを漁った。漁った。

それでも見つからない。

いくらザックの中を探しても青色は全く見えて来なかった。

そういえば青いビニール袋を入れた覚えがない……

どうやら部室に残置してきてしまったようだ。


私は入部3年目だが、いままでに共装を部室に置いてきた無能は見たことがない。

私が持ってくるはずだった共装は、ガス管2つ、ツェルト、医療セットだった。共装を忘れるという経験がなかったので私はかなり混乱した。ほかのメンバーも焦っていたと思う。撤退を考えてもおかしくない状況だ。しかしこれは新歓山行なので、初めての登山を楽しみにしていた新入生のためにも撤退はなんとしても避けたかった。幸いにも、1日目の目的地である奥多摩小屋で三峰Pと合流する予定になっていた。三峰Pからガス管やツェルトを借りることでどうにかなりそうだったので、新歓山行は続行となった。

私はこの失態により、新歓山行の間、人権を失うことになった。




 奥多摩駅からバスで鴨沢登山口へ向かった。鴨沢登山口で軽い準備運動し、いざ出発しようとしたとき、新入生の岡崎のズボンのひもが切れた。細引きで何とか対処したが、なんとも幸先が悪い。


そして支度を終え、入山写真を撮り、やっと出発した。




序盤はゆっくりとしたペースだったので、久々の登山を楽しみ、会話をしながら進んだ。しかし、上級生の体が温まってくるとだんだんと歩くペースが上がり、新入生への配慮などないような、いつもと変わらないペースになってしまった。しばらくは速いペースで歩いていたが、半年ぶりの登山なので体力が続かず、結局はコースタイム通りのペースまで落ちてしまった。普段我々は他の登山者をガンガン抜いていくが、今回はむしろ抜かされる側だった。

それ以降結局、ペースが上がることはなかった。私は前を歩く新入生に離されたりもした。つらかったのか、上野は奇声を発していた。

読図をしながらトボトボと歩き、やっとの思いで今日のテン場である奥多摩小屋に到着した。

我々鴨沢Pを抜かしていった登山者たちが、すでに好条件のテン場をあらかた抑えてしまっていた。仕方ないので我々は少し斜めっていて、木の根や石が落ちている所を鴨沢パーティーと三峰パーティーのテント設営場所として確保した。

三峰Pとは雲取山山頂で待ち合わせているので、ぱっぱとテントを立てて、最低限の荷物を持って山頂を目指す。ここで共装を忘れた私には人権はないので、当然みんなの荷物を持つことになった。
のだが!
なんとCLの島村もみんなの荷物を運ぶのを手伝ってくれたのだ!ありがたい!!
さすがに1人で全員分の荷物を持つのはしんどい。


山頂へ向けてみんなで出発したが、空身の3人とは早々に離されてしまった。山本は空身だが、一眼レフカメラで道端に生えている植物などを撮りながら歩いているので、荷物を持つ私より遅かった。


みんなの荷物を背負っているとはいえ、重さは大したことはないはずである。しかし1日の疲れがたまっているのでなかなかにつらかった。

それでも気力をひり絞り、何とか山頂に到着した。

 山頂に着くと、三峰Pがすでに待っていた。1時間くらい待っていてくれたらしい。


 休憩もそこそこに、近年恒例となりつつあるドキドキ読図タイムとなった。新入生にとっては買ったばかりのコンパスを使っての初めての読図、2年生、3年生にとっては読図能力が衰えていないかのチェックである。飛竜山の同定や、遠くに見えるピークや沢地形を地形図上で探す訓練が行われた。私もやったが意外と難しい。方角だけでなく、地形の特徴を地形図上できちんと把握できていないと正確な判断はできない。


ドキドキ読図タイムの後は、全体で集合写真を撮り、三峰Pは先に奥多摩小屋へ降りていった。鴨沢Pはしばらくゴロゴロしてから奥多摩小屋へ戻った。




 テン場に着くと、多くの登山者がテントを所狭しと張ってあった。きちんと整備してある場所だけでは全く足りず、道の脇などに幕営している人もかなりいた。

 この日は天気が良かったので、三峰Pから借りたツェルトをタープのようにした。タープの出来栄えがかなり良かったので、タープで3人、6テンで5人が寝ることになった。共装を忘れた私としては、ツェルトを使いたがる人がいて内心ほっとした。


 今日の夕飯はカレーライス。山でのカレーの良し悪しは米炊きがすべてを決めるといっても過言ではないと私は思う。

 今回の米炊きは山本と平田が担当することになった。山本は米炊きがうまいことは去年の夏合宿を通して知っていたが、平田の腕は未知数だった。

 山本と平田はそれぞれ4合ずつ炊いたのだが、どちらも他に類を見ないほどおいしいご飯に炊きあがっていた。おそらく炊飯器レベルの完璧なご飯だったと思う。2人が同時に完成度の高いご飯を炊き上げるのはかなり珍しいことだと思う。

 米炊きが大成功だったので、カレーはおいしかった。


 夕飯を終え、鍋のこそぎ汁も飲み終えた頃には日は空かり落ちていた。あたりは薄暗く、冷えてきたので今日は就寝。


新入生にとっては山での初めての夜である。テン場には多くのテントがあったので夜遅くまで話し声が聞こえていた。





◆4/22(日)4:00起床――2日目――


起床後すぐにシュラフを仕舞う。新入生の仕舞うスピードがはやくて驚いた。


すぐに朝食のパスタの準備に取り掛かる。といってもお湯を沸かすだけであるが。

パスタが茹で上がっても、ツェルトで寝ていた3人は起きてこない。仕方がないので起こしに行った。

パスタは可もなく不可もなくといった感じだった。市販のソースをかけただけなので当たり前といえば当たり前か。


計画では起床から出発まで2時間とってあったので、ゆっくりテント撤収をした。


その後テン場近くにあるヘリポートで全体での集合写真を撮った。例年通り、学年ごとに列に並んで一枚、鴨沢Pと三峰Pとがお互いに向かい合って一枚。



鴨沢パーティーが先に出発した。最初は平坦な道なので楽だったが七ツ石山への登りは辛い。しかし昨日ほどは辛く感じなかった。やっと体が山に適応してきたのかもしれない。七ツ石山の山頂では読図を行なった。


七ツ石山を下ると長いトラバースだ。かなり長いしつまらない。みんな虚無って歩いていた。途中道が崩れている所などがあったが新入生はスイスイ通っていた。トラバースを抜けてすぐにある小屋で休憩をとった。例年新入生を走って登らせている六ツ石山に上級生の誰が付いて行くかが問題となったが、人権を失った私が当然選ばれる。私も当然反論できない。もう一人は島村になった。島村は人権あるのにかわいそう。


小屋を出るとすぐに鷹ノ巣山の登り。これもなかなか辛い。辛いがみんな頑張ったのでコースタイムが30分のところを20分で行った。つらいところをめげずにガシガシ登り、ピークに一息で着いた時の達成感が私は好きだ。鷹ノ巣山頂では休憩を取らず、水根山まで行くことになった。その後も順調に歩き、六ツ石山頂へ行く分岐に着いた。山頂へ行くのは私、島村、岡崎、藤井の4人である。山頂ダッシュのために休んでいた時に山本が「1番になった人にお菓子あげる」と言い出した。それを聞いて何を思ったのか、藤井が他の3人を出し抜いて突然走り始めた。新入生だけで行動させる訳にはいかないので、私も必死に追いかけた。徐々に差を縮めてきたが、山頂までの距離を考えると追いつかないかもと思っていたら、藤井が力尽き倒れこむ。ここぞとばかりに私は藤井を抜き去り山頂目指して走る。しかし藤井を抜かしたことで戦意喪失してしまい私も倒れこむ。そこを後ろから走って来た岡崎と島村に抜かれ、岡崎が1位でゴールした。私は3位だった。晴れた六ツ石山頂は初めてだったのでどんなものかと思っていたが、大したことはなかった。山頂には数分いて、すぐに下りた。



最後のピークもとったので、これで本当に下るのみとなった。先頭は黙々と歩いていたが後ろを歩いていた島村と山本は歌っていた。歌っている曲は合唱曲。中高で歌った曲を頑張って思い出しながら合唱をしていた。どの曲も誰もが歌ったであろう曲ばかりでとても懐かしかった。



そのあとは特に何もなくただ長く退屈な下りだった。



下界に着き、もえぎの湯へ向かう途中、田舎のコンビニみたいなお店でアイスとコーラを買った。下山後は無性にジャンキーなものが食べたくなる。


温泉で疲れと汚れを落とし、食堂で蕎麦とビールを飲んで、新歓山行は終わった。


【反省】
共装を忘れたことで、一時はどうなることかと思ったが、結果的に無事に新歓山行を終えることができて本当に良かった。もう共装は忘れません。本当にごめんさない。
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中央アルプス全山

 2019-02-20
期間 : 2018年9月11日~14日
行程 :
1日目(9/11)
【桂小場5:30→野田場6:50→横山道分岐7:00→白川分岐7:20→7:40大樽小屋8:00→胸突八丁(信大コース分岐)8:15→8:50津嶋神社9:00→胸突の頭9:30→10:00西駒山荘11:00→遭難記念碑11:20→濃ヶ池分岐11:40→馬ノ背分岐12:50→木曽駒ケ岳頂上山荘14:00→木曽駒ケ岳→頂上山荘15:15】

2日目
【頂上山荘5:00→5:45宝剣岳6:10→極楽平6:50→濁沢大峰7:40→檜尾岳9:00→熊沢岳10:30→東川岳11:30→11:50木曽殿山荘12:40→14:00空木岳14:30→摺鉢窪避難小屋】

3日目
【摺鉢窪避難小屋4:20→南駒ケ岳5:10→6:10仙涯嶺6:20→7:15越百山7:30→南越百山8:00→9:20奥念丈岳9:30→16:15安平路山16:30→17:15安平路避難小屋】

4日目
【安平路避難小屋7:30→8:50摺古木山9:00→10:00摺古木自然園休憩所】

メンバー :
CL記録:山本(B3)  SL医療:中山(B3)  装備気象:小林(B3)  食当:平田(B3)  島村(B2)

筆 : 中山
◆1日目

 バスターミナルみたいな場所でステ寝をし、そこから登山口へはタクシー
 明け方に登山口に到着
 明るくなるまで周辺を散策した



 桂小場出発
 緩やかな上り坂が続いた。夏合宿後の山行なので、みんな余裕そう。といっても、メンバーの中に今年の夏合宿をまともにやり遂げた人はいないんだが……

 単調な登りがずっと続くので早くもあきる。私はなぜかこの山行に対するやる気がなかったので帰りたくなっていた。信大コースを使えば今からでも出発地点に戻れる……!!


 そうこうしているうちに稜線一歩手前にある西駒山荘に到着

 西駒山荘には有形文化財に登録されている石室がある。雰囲気があってかなり良かった。石室とは別にきれいな山小屋もあった。ワンゲルは、夏合宿とそれに向けたトレ山では山小屋を利用しない主義だが、フリーワンでは別である。甘酒やカップラーメンを食べながらゆっくりしていると、平田が山小屋にあるアコギを見つけ出し、雰囲気で弾き語りをし始めた。決してうまくはないが、様にはなっていた。


 1時間ほど西駒山荘でのんびりして11時ごろ、木曽駒ケ岳頂上山荘へ向けて出発した。稜線は雲に包まれており、景色ゼロ。つまらないなと思いながら歩いていると、山道のわきから何か目線を感じる。ふと目を向けると、そこには普通に体大きめのサルがいた!山でサルを見たのは初めてだったし、大きかったのでビビった

 自然豊かな山だな~



 今日のテン場は広い上に、シーズンの終わりだったからなのか、幕営している人もほとんどいなかった。私たちもテントを設営したが、前室用のペグを持ってくるのを忘れたことが発覚。なくても困らないが、できればほしい。そこで何となくその辺に落ちていないかなぁっと思い、あたりを探してみる

 あった!

 前室は2つあるのでできればもう1本ほしいところ。もう1本を求めてもう少し遠くまで探してみる

 あった!!

 なんなんだ!このテン場は!ペグの忘れ物多すぎだろ


 テントを設営し終え、今日の行程は終わりっ!、と思っていたが、実はまだあった。肝心の木曽駒ケ岳を取ってなかった。

 空身で頂上に向かったが、ちょうど山頂にガスがかかって何も見えない。今日稜線に出てからなんも見えてねーな

 私と島村は景色が何も見えないことに不貞腐れて頂上で昼寝をしていた
 ほかの3人曰く1時間くらい寝ていたらしい


 結局いい景色には恵まれなかったので、あきらめて今日の行程は終わりとなった


 夕飯が何だったのかは覚えていない


◆2日目

 午後から天気が崩れる予報なので、テキパキとテント撤収をし出発


 宝剣岳の登りは少し鎖などがあって適度に楽しい

 山頂には突き出た岩があり、平田と山本が挑戦していた

 フルグラをあおりながら何となく中岳の方を見ると、明らかに登山道ではないところを闊歩する影が見えた。しかも複数。

 最初は登山者かと思ったが、よくみるとサルだった。中央アルプスってサルがおおいんだなー



 空木岳目指して歩き出したが途中から雨に降られ始めた。木曽殿山荘に着いた頃にはみんな意気消沈だった。今日のゴールである摺鉢窪避難小屋には水場がないので、ここで水を満タンにしなければならない。水場は山荘から登山道を10分ほど下ったところにある

計画書の時間よりも押していたのでここではゆっくりできず、空木岳山頂を目指す


 先頭を歩いていた島村が最初からガンガン進み、残りの3年生たちは島村についていけず、各々のペースで歩いていた

 中山、山本、小林は島村の後ろを、何とか追いつこうと頑張っていたが、平田は心が折れてしまったのか、見えないくらい離されてしまっていた。結局先頭の島村に追いつくことはなく、最後尾の平田とは差ができるばかりだった。空木岳の山頂で平田を待ったが、気温が低い上に、雨も降っていたので体がかなり冷えてしまった。


 空木岳山頂から摺鉢窪避難小屋までは下りなので、最後の力を振り絞った。避難小屋周辺の道はもろく、何度も踏み抜いてしまった。


 避難小屋の中は広い&きれいで、かなりQoLが高かった。ここに避難小屋があり、本当にありがたい。


◆3日目

 南越百山までは快調に進んだ。



 南越百から周辺から藪漕ぎがある。この山行の主な目的の一つが藪漕ぎをすることなので、やっとかっ!!という感じだった。
 

 すぐに藪が始まったが、思ったほどつらくはなく、楽しい楽しい藪漕ぎタイムだった。

 が

 しかし

 楽しい時間は長くは続かなかった
 特に奥念丈岳以降が酷い

 笹はすこぶる元気で、背丈ほどの高さまで成長している
 密度も高く、足元にあるはずの登山道が見えないほど

 進むためにはまず、手で目の前の勢い猛々しい笹をかき分け、次にかき分けた笹を足で押さえつけて、やっと1歩が進める

 そんな道がずっと続いていた。

 足元にあるはずの道も10歩ほど進むと見失う。頼りの赤テープもほとんどない。
 道なき道をGPS頼りに進んでいる状況だった。

 先頭は笹をなぎ倒すのにかなりの体力を使う
 3年生の中で最も屈強な小林でさえ、2時間が限界だった。
 中山と小林、平田と山本の2グループで先頭と最後尾を交互に交代しながら歩いた。


 奥念丈岳から安平路山までは約4.1km、ネットで調べたコースタイムは225分だが、我々はこの行程を400分かけた。
 それも体力にある程度自信がある3年生が先頭を交代しながら歩いての時間である。

 正直言ってこの道はヤバい


 結果として無事に藪を切り抜けることができたのだが、あれはほとんど遭難だった
 メンバーの心が折れた時点で即遭難という感じだった



 つらいつらい藪漕ぎを終えて、安平路山に着いたとき、安平路山は「安全じゃない、平じゃない、道がないの安平路山」という意味なんだと感じた。


 安平路避難小屋も快適だった

◆4日目

 4日目は完全に消化試合なので、下界へ向けてただただ歩くだけだった。

 タクシーが登山口まで入ってこれないので、登山口からさらに数km歩かないといけないはずだったが、タクシーの運ちゃんが悪路をガンガン進み登山口まで来てくれた

しあわせ

おしまい
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4/28,29 三つ峠

 2019-02-20
メンバー:山本(CL,B3)、松本(SLB3)、平田(B3)、島村(B2)、梅田(B4)

筆:平田

4/27【大岡山…三つ峠登山口駐車場】
4/28【三つ峠登山口駐車場…三つ峠山荘…屏風岩】
4/29【屏風岩】

4/28朝、駐車場で警察官に声をかけられた。山岳遭難が多いので巡回、指導をしているとのことだった。広報に使うのだろうか、指導されているところの写真を何枚か撮られた。駐車場には古びたジープが何台もあった。

三つ峠山荘までは90分ほど。もともと山頂でテントを張り、ベースキャンプとする予定だった。しかし小屋の主人から、山頂付近はキャンプ場として営業していないことを理由に止められた。漏れそうだったので小屋のトイレを借りた。有料だがそのぶんとても綺麗だった。屏風岩の直下をはしる登山道の脇にテントを張った。

2日間かけて登はん訓練をした。右フェイス、中央フェイスを中心とし、一般ルート、都岳連ルート、リーダピッチ、ガイドルート、日山協ルート、中央カンテ、亀ルート。全員が全てを登ったわけではない。特に亀ルートは岩が湿っているとのことで3人は登っていない。

2日目は横でクライミングの講習会をやっていた。講師がとても気さくな方で、生徒さんもみんな楽しそうだった。本の営業をされたが、部室に既に並んでいた。名前を失念してしまった。

マルチピッチ中央カンテはおよそ2時間半〜3時間の時間を要した。亀ルート(八寸バンド先迄)は2時間半を要した。

最後はみんなで日山協にトライしていた。最初がハングしていて、何回やってもそこを超えられなかった。島村はそこを超え、松本はかなり上まで到達した。山本がゴールし、そこで下山した。

感想
外岩は実は初めてだった。特に中央カンテが怖かった。体力、技術の面でリードクライマには頭が上がらない。

20180427三つ峠
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