東工大ワンダーフォーゲル部にようこそ!
2037-01-01
東工大ワンダーフォーゲル部では、夏山縦走、沢登り、岩登り、冬山縦走、山スキー、自転車ツーリングなど多岐にわたるアウトドア活動を行っています!活動の自由さが魅力です。部室には自作のクライミングウォールもあります!
興味を持った人は第1食堂隣りサークル棟1A2階の部室までどうぞ!
メールはtsubakura2999あっとgmail.comまで。
Twitterもよろしくお願いします。
新入生の方はこちらへ!新歓用ホームページです!!!→東工大ワンゲル部新歓用
新歓情報
9/16 ボルダリング ノーズ@すずかけ台
9/28 武甲山(埼玉県) 新歓山行その1 スニーカーで行けます
9/30 装備買い出し@神保町
10/9 北八ヶ岳蓼科山 新歓山行その2
↓以下から活動記録をご覧いただけます↓
2019年度山行一覧
5/25~5/26 鳳凰三山
6/16 勘七の沢
6/22~6/23 八ヶ岳
7/20~7/21 金峰山・瑞牆山
8/10~8/11 八ヶ岳
8/12~8/18 北海道
8/20~8/29 北アルプス
9/7~9/14 東北
11/3 忘年ワン
2/16~2/17 雪上訓練谷川岳
3/16~3/17 ひとりワン@霧島
2018年度山行一覧
4/21~4/22 新歓山行雲取山 from 三峰
4/21~4/22 新歓山行雲取山 from 鴨沢
4/28~4/29 三つ峠
5/12 丹沢歩荷
5/27~5/28 トレ山@金峰瑞牆
6/9~6/10 トレ山@南八ヶ岳
6/9~6/10 トレ山@八ヶ岳
6/9~6/10 トレ山@大菩薩
6/9~6/10 トレ山@石鎚山
6/17 沢登り@葛葉川
6/23~6/24 トレ山@鳳凰三山
6/23~6/24 トレ山@那須岳
7/14~7/15 トレ山@甲斐駒・仙丈
8/4~8/5 トレ山@白根三山
8/4~8/5 沢登り@ナルミズ
8/20~8/27 夏合宿@北アルプス(燕→立山)
8/27~8/31 夏合宿 大峯奥駆道
8/29~9/1 夏合宿@南アルプス南部
9/11~9/14 中央アルプス全山
9/19~9/21 東女合同ワン@八ヶ岳
10/19~10/21 1年ワン@尾瀬
2019 3/20~3/22 フリーワン@屋久島
2017年度山行一覧
5/20~21新歓山行@雲取山
5/27丹沢歩荷
5/27~28トレ山行@金峰瑞牆
6/10~11トレ山行@笠取飛龍
6/10~11東女合同ワン@金峰瑞牆
6/10~11トレ山行@男体女峰
6/17~18トレ山行@瑞牆金峰甲武信
6/17沢登り@モロクボ沢(西丹沢)
6/17トレ山行@那須岳
7/8〜9 八ヶ岳
7/8~9 トレ山行@谷川岳
7/15 葛葉川本谷
7/15~16 トレ山行@八ヶ岳
7/22~23 トレ山行@甲斐駒仙丈
7/22~23 トレ山行@北岳
8/12~8/13 劔岳
8/15~8/24 夏合宿 北アルプス全山
8/24~29 夏合宿(北ア)
9/18~20 東女合同山行
9/23,24 1年ワン(金峰瑞牆)
9/30,10/1 三つ峠(登攀)
12/2 ユーシン
2/24 元名石切道
3/21~22 屋久島
3/22~23 九州
2016年度山行一覧
4/9 リハビリ山行@丹沢
4/16 廃ワン@小河内線
4/23〜24 新歓山行@雲取山(三峰P)
4/23〜24 新歓山行@雲取山(鴨沢P)
4/30 源次郎沢
5/21 鳳凰三山
6/05 新入生歓迎丹沢歩荷訓練 (松本)
6/10〜11 甲武信岳
6/10〜12八ヶ岳全山縦走
6/11〜12 甲斐駒・仙丈 (益田)
6/18 東工大・東京女子大学合同山行@川苔山 (發知)
6/18 丹沢歩荷訓練 (中沢)
6/18〜19三つ峠・登攀訓練
6/25 丹沢縦走 (小林)
6/25〜26 奥日光
7/3 チャリワン神奈川~茨城
7/3 葛葉川本谷
7/09~10 三つ峠・登攀訓練
7/09~10 笠取甲武信
7/16~17 谷川岳馬蹄縦走
7/16~17 金峰・瑞牆山
7/23 チャリワン都内大学巡り
7/23~24 北岳
7/30~31 釜ノ沢
8/07 広沢寺・登攀訓練
8/11~12 万太郎谷本沢
8/14~8/20 夏合宿 北アルプス縦断 [前編]
8/15~16 中央アルプス
8/24~26 剱岳登攀合宿①(Cフェース剱稜会、Dフェース富山大他)
8/23~8/29 夏合宿 北アルプス縦断 [後編]
8/31 日帰り富士登山
9/8~9/12 夏合宿 大峯奥駆道
9/1~4 剱岳登攀合宿②(本峰南壁、北方稜線)
9/6~9/18 夏合宿 南アルプス縦走
10/15~16 一年ワン@金峯・瑞牆
10/22~23 1年ワン@尾瀬
10/22~23 お料理ワン
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谷川雪上訓練
2020-09-06
メンバーB2:堀家
B1:吉田、土井、鈴木
筆:堀家
2/16 土合駅〜天神平ロープウェイ〜熊穴沢避難小屋
2/17 熊穴沢避難小屋〜オキの耳・トマの耳〜熊穴沢避難小屋〜天神平ロープウェイ〜土合駅
◆まえがき◆
雪上訓練は2018年に行った以来2年ぶりの実施となった。
今回は雪山に必要な装備をOB会から費用を負担してもらう形で実現した。
重ねてOB会に感謝申し上げます。ありがとうございました。
今年(2019冬〜2020冬シーズン)は例年にない少雪であり、直前まで雪上訓練ができるかどうか怪しかったが、他大ワンゲル部やOBの情報からなんとか雪上訓練ができるくらいの雪はあることがわかり、実施できることに安心した。
◆0日目◆
今回の登山は前日ステ寝でなく当日早朝発なので0日目を書く必要はない。
しかし、初めての雪山であまりにも怖かったので(死ぬかもしれない。そして筆者はビビリ)、
高校同期の家で酒を飲んで思い残すことを1つ解消してから冬山に臨むことにした。
◆1日目◆
当日の早朝発なのだが、私はここで小さな失敗をした。
最寄りの大きめのJRの駅が武蔵小杉駅なのでそこで乗り換えたが、
カバーをしているとはいえスノーピッケルが外に出た状態でホームまでの長い道を歩いてしまった。
人に当てないように配慮はあらかじめしておいているが、やはり人に当てないかヒヤヒヤしながら歩いていた。
土合駅に着いてしばらく歩いて天神平ロープウェイのあるところまで行く。
リフト券を買うのだが、そこで雪マジが使えることに気が付かず、そのままの値段で買ってしまい後悔をしている人がいた。とても残念だ。
ロープウェイを使い、ようやく雪山登山が始まるのだが、訓練をしているとはいえ久しぶりの山で最初の1時間程度非常にしんどかったため、発案者なのに帰りたいと思ってしまった。
しばらくして訓練に丁度いいところがあったのでそこでわかんじきでの歩行とアイゼンの練習を行い、それ以降アイゼンで歩行するようになった。
後ろを振り向くと遠くでスキーヤーが滑っている以外に特に景色はなかったがそのまま歩き続け、熊穴沢避難小屋に到着した。そこの近くにテントが2張できるくらいの小さな平らな部分があったのでそこをショベルで整地してテントを立てた。
◆2日目◆
朝ごはんがパスタなので水を用意すべく周りの雪を融かしていた。
しかし、パスタを作る水が少なく、パスタが水を全部吸ってしまいこの世の終わりみたいな朝食となった。
ちなみにパスタにまつわる料理の事故は尾瀬でも起こっており、このときはパスタに比べソースがあまりにも少ないものだった。パスタは誰が作ってもそこまでまずくならないものだと思っていたのでもしかしたらワンゲル部に料理の天才が居るのかもしれない。
2日目は幸い晴れていたので必要最低限の荷物だけ持って頂上にアタックすることとなった。
頂上は晴れており最高の登山日和であった。
3日目は天候が荒れることがわかったので2日で切り上げた。
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トレ山@尾瀬
2020-07-26
メンバー:山口(B2,CL)、石川(B3,SL)、平田(B4)、堀家(B2)、土井、吉田、鈴木、狭間(B1)7/5【大岡山(19:21)or(20:21)→目黒(20:26)→恵比寿(20:34)→新前橋(23:02)→沼田(23:52)】
7/6【沼田(6:15)-鎌田(7:30)-鳩待峠連絡所(7:35)-鳩待峠(8:25)-至仏山(11:00)-鳩待峠(12:50)-山の鼻(13:35)-牛首分岐(14:10)-竜宮十字路(14:40)-見晴(15:00)】
7/7【見晴5:30-旧温泉小屋道分岐9:15-柴安嵓(しばやすぐら)9:35-爼嵓(まないたぐら)10:15-熊沢田代11:25-広沢田代12:00-御池12:45】
・0日目
ある日の部会で山口さんが、トレ山は去年の1年ワンで行きそびれた尾瀬に行くと言ったとき、観光地に行けるという喜びの反面、莫大な交通費がかかる高級山行に鳥肌が立った。行きの汽車賃2797円、バス賃3030円、帰りのバス賃2450円、汽車賃3000円、合計11,000円もかかる。
いつも通り準備をして電車で沼田まで向かうが、高崎線の中で事件が発生する、狭間が登山靴を忘れてきたのだ。履いていたサンダルで登るわけにもいかないので彼だけ引き返して後で合流することにした。沼田駅に着きステ寝場所を定めると、ラーメンを食べに行くことになった。近くの夜中まで営業しているラーメン屋で1時ころラーメンを食べる。
・1日目
バスで沼田駅を出発し、途中で乗り換え鳩待峠に到着。車中ではみんな寝ていた。その後至仏山に登る。至仏から尾瀬ヶ原まで下れればと思うがそのコースは登り専用なので一旦戻らなければならない。同じ場所に戻るのだから空身でも良いような気がしたが尾瀬とはいえトレ山なのでテントやらガスやらフル装備で登った。

その後鳩待峠で狭間と合流し、尾瀬ヶ原を目指した。一行は当初木道や湿地にテンション爆上げだったが、変わらぬ景色に段々と口数は減っていった。尾瀬ヶ原は環境保全のために木道が敷設されている。しかも2本。この木道は敷設と維持に1mあたり約12万円かかるらしい。東京にある某電力会社が年間数億円を投入して環境保全を行っているが、
暫く歩くと栃木から福島に入り、更に歩くと見晴に着いた。キャンプ場は混んでいたが空いているところに2張りテントを張ってそれぞれ夕食を食べた。メニューはビーフシチュー。飯をつくっている隣のベンチは若い女二人組がいて、これが絶滅危惧種の山ガールかと眺めていたら段々に男も合流した。こちらは男3人でビーフシチューを食べた。
・2日目
ぬかるんだ道を燧ケ岳に向かって登っていった。朝一で標高差900mをずっと登りで、天気も曇りなので気分が上がらない。4時間ほど歩いて爼嵓に到着すると、他の登山者もいるなかでケジュンンさんが「うんち~」と叫んでズボンを下ろしている。国定公園で他の人もいるのに遮蔽物の少ない山頂でこの人は何をやっているのだと驚いた。他人のふりをしながら少し休んで下山した。途中には雪渓があり、滑ったり転んだりしながら下ってとても楽しかった。また、御池の手前には湿地がいくつかあり、ガスっていたのとあいまって幻想的だった。

12時過ぎに御池に着き、30分ほど待ってバスで会津高原尾瀬口駅に向かい、近くの温泉に浸かって帰った。
天気が曇りだったりガスっていたり、風が強かったりであまりよくなかったが雨は降らなかったので尾瀬観光を楽しめた。ただ、観光地だらと高を括っていると忘れものをすることもあると感じた。
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ひとり里ワン@霧島
2020-03-23
メンバー、筆:堀家(B2)~行程~
3/16 6:00 鹿児島中央駅 ~ 7:00ごろ 鹿児島空港 ~ 11:00 大浪池登山口(鹿児島県側韓国岳登山口) ~ 11:25 大浪池 ~ 13:00 えびのエコミュージアムセンター ~ 13:30 宮崎県側韓国岳登山口 ~ 15:00 韓国岳頂上 ~ 15:50 韓国岳避難小屋
3/17 08:00 韓国岳避難小屋 ~ 09:00 大浪池 ~ 09:30 大浪池登山口 ~ 11:00 丸尾温泉
コースはこんな感じである。
硫黄岳には行けないが、韓国岳へ行く宮崎県側のコースは存在した。
大浪池避難小屋は撤去されており、現在ごくわずかの跡を残すだけとなっていた。
私はいままで鹿児島に2回来たことがある。それぞれの目的は開聞岳登山、宮之浦岳登山とどちらも登山に来ており、今回もその例にもれず登山が目的の旅行となった。(ワンダーフォーゲル部のブログに書く時点でアウトドア活動系なのはわかりきっているが…)
†3/16†
高速バスであまり眠れず、睡眠不足状態での登山になってしまった。睡眠不足の登山は甲斐駒ヶ岳黒戸尾根以来でいい思い出がない。
しかも、そこまでコースとしては長くないし、雪は積もってないはずなのにいろいろ持ってきたせいで(大部分が水)ザックが15キロと、いつものトレーニング山行とそう変わらない重さになってしまった。
開始が11時ととても遅いのは、ここ霧島は自家用車のアクセスがいい反面(いいからこそ)、バスのアクセスが悪く、数本乗り継がないといけないためこうなってしまった。(これが後に試練となる)
登山口から最初の大きな池(大浪池)までおよそ240mのアップ。ここのコースタイムは35分だが、どれだけ早く登れるか挑戦してみた結果、21分30秒で登れたので、660mアップ/時間相当。うれしい。
快晴の大浪池は素晴らしく、私の使っているスマホでは端から端まで映らないほど大きく迫力があった。
これを見たとき、中禅寺湖に浮かぶ男体山によく似ていると思った。(似てないかもしれない。)
大浪池西回りして、宮崎県側の登山口に一度降りたのは、エコミュージアムセンターに用があったからで、用を済ませてしばらく休憩し韓国岳登山口に向かった。
韓国岳の頂上からは桜島はもちろん、晴れていたので開聞岳もうっすら見えた。
新燃岳
頂上
火口。とても大きい。
寝不足のせいか、なかなか高度が稼げない(バテてゆっくりになってしまった)そのため予想よりも時間がおしてしまった。
これによって帰りのバスに乗れなくなったので仕方なく避難小屋に泊まることにした。
念のため、持ってきていたキャンプ用の寝袋で寝ることにした。
これが試練で、この寝袋が適温15度でいくら鹿児島とはいえ標高といい季節といい15度を大きく下回っており、寒くてつらい。
18時に震えながら眠った。
†3/17†
7時に起きた。 とても寒いのに13時間も寝てた。
登山口から出るバスは要するに下山者用なので始発が遅いため、歩いて帰ることにした。
まとめ
若干霜は降りてた。
寒いと思って対策して耐える寒さよりも、思いがけない寒さのほうが100倍しんどいことが分かった。
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5/12 丹沢歩荷
2019-12-05
メンバー:鈴木、土井、狭間、吉田(B1)、山口(B2)、石川、島村(B3)、塚田、平田(B4)、梅田(M1)筆:鈴木
ワンゲル恒例の丹沢歩荷。1年25kg、2,3年30kg以上の水を背負って塔ノ岳に登り頂上で水を捨ててくる。今年は11日の夜、秦野ビジターセンターで寝る。ヒルが出なくて良かった。
翌12日は天気も良く絶好の歩荷日和。2週間前の新歓山行では雪降ってたのにこんな日に限って晴れているのかと恨めしく思う。それぞれ水を汲んで出発。石川さんのポリタンクから早速水が漏れ始める。荷物が25kgを超えると肩に食い込み(個人差あり)

歩き始めて間もなく最初の小屋である見晴茶屋に到着。小屋のおじさんと雑談しながら外で小休止。ここで土井が恒例のうんこタイム。彼は長時間トイレに籠ることで休憩時間を延長させている。足がつるのを防止するためには水分とミネラルが必要だと言われてたので塩分チャージを食べ、水をがぶ飲みする。水を飲めば荷物減るやんと思いつき頑張っていっぱい飲む。

見晴茶屋を出てしばらく歩いているとOBの先輩方が後ろから追いついてきて激励の言葉を頂く。大所帯でワイワイ登っていくがスローペースなので老若男女に追い越される。知らないおばさんに”ありがとうね”と言われた。違うんです。私たちは小屋に物資を運んでいるのではなく頼まれてもないのに勝手に大量の水を下から運んでいるドMの集団なんです。とは言わなかった。そんなこんなで次の駒止茶屋に到着。土井が階段でコケて膝をしたたか打った。どんまい。
次の堀山の家、その次の花立山荘へ行く道はだんだんに斜度がきつくなってくるのでみんな息が上がり始める。初めは大所帯だったが先発隊と後発隊に二分されてそれぞれのペースで花立山荘を目指す。立花山荘では全員グロッキーかと思いきや約1名元気な奴がいる...。OBの先輩方がかき氷食べてた。羨ましい。

立花山荘からラスト1本1。引き続き隊を二分して頂上を目指す。少し進むと1年最強の狭間が本領を発揮する。”俺先行っていいですか?”と言い残すと彼はすいすいと前に進んで見えないところまで行ってしまった。思えば彼は休憩中もカメラにピースするほどの余裕を見せていた。誰も彼には敵わない。
頂上でしばし休憩の後小屋に水を捨てに行く。全部で150L近くの水は小屋のタンクをいっぱいにし、タンクに入らない分はやかんに入れた。

忌々しい大量の水を捨ててすっかり軽くなったザックを背負って塔ノ岳を後にした。適宜休憩を入れつつ無事に下山。今回の歩荷トレーニングでは心身ともに鍛えられ、夏合宿に向けて成長できただろう。しかし、忘れてはいけない。我々が1往復する間に本業の歩荷のおじさんが2往復していたことを。夏合宿に向けてはより一層強くならねばならないと感じた。

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